こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
我が家の双子妹は、誰に似たのか分からないけれど、本当に女の子らしい。
女の子らしいという表現は決してプラスの面だけでなく、母性溢れる優しい性格だったり、根に持つ性格だったり色々なのだけど、基本的には「めんどくさい女」タイプ(半分悪口笑?)。
面倒な事が嫌いで大雑把な母から産まれたとは到底思えない、そんな繊細なパーソナリティの持ち主です。
双子妹は、母の幼少期とは異なる遊びを好みます。それが、お人形遊び。
今回は我が家のお人形遊びを振り返ります。
お人形を買う予定が全く無かった母
買う予定が無かった、というか「子供のおもちゃの候補としてお人形が思い浮かばなかった」というのが、正確なところ。
双子がゼロ歳〜一歳の間、よく児童館に連れて行ってました(家で一人で見るのは大変すぎて…)。その児童館にはお人形が幾つか置いてありましたが、当時ゼロ歳の双子がお人形遊びをすることはありませんでした。好き勝手に触れるおもちゃのone of themに過ぎなかったので、私もお人形は見事にスルー。
私は実母にこう言われたものでした。
「あなたは小さい頃、お人形遊びを全くしなかったから、つまらなかったわ!」
母は私とお人形で遊びたかったらしく(着せ替えとか?)、色々用意したようですが、見向きもしなかったそうです(注:ぬいぐるみ遊びはよくした)。
そんな私なので、その後「お人形」というワードは完全に忘れていました。
私は、知育には興味があるので、知育に関係するサイトとかSNSってマメにチェックしているのですが、お人形遊びってフォーカスされないんですよね…。
そんな感じで、母の頭の中には「お人形遊び」という選択肢が全く出てこなかったのですが、双子は保育園生活の中で再びお人形に出会います。
保育園には何体(体と表記するとなんか怖いw)かお人形があるようで、保育園のブログを見ると、お友達と揃ってお人形の世話をしていたり、男女問わず抱っこ紐でお人形を抱っこしたまま遊んでいたりしていました。
それを見ても、お人形遊びが流行ってるんだなー、微笑ましい光景だなーくらいの感想しか抱かなかった私。
結局、私自身がお人形遊びをした経験が無かったので、家には「知育的な物」はどんどん増えていくのに、お人形がやってくることはありませんでした。
我が家にお人形がやってくることになった決定的な事件
双子が2歳になる少し前に、ボーネルンドのキドキドに遊びに行きました。
ここはは有料の児童館みたいな所で、ボーネルンドの商品で思いっきり遊ぶことができます。
そう、ボーネルンドの商品で。
キドキドについてはこちらの記事でも書いています。
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双子は、普段はあまり見たことが無いおもちゃや、家にもあるおもちゃで遊んで大興奮(親的には、家にないので遊んで!と総ツッコミ笑)。
あー、家に無いおもちゃでお遊べて良かったなー、子供のいつもと違う一面も見られて楽しかったなー、満足満足♪と、帰ろうとしたその時です。
双子妹が、お人形を抱きしめて、消え入るような小さな声で、「アカ…」と呟いていました。
………その光景、神々しすぎて、キュン死に。
まだ2歳にもならない小さな子が、「欲しい!」とか、「帰りたくない!」とかそういうので意思表示するのでは無く、
何を言っていいか表現が見つからないから、ただお人形さんを抱きしめて、この子の名前は「アカ」だよ、とだけ伝えてくるそのいじらしさ!!!
もうこんな光景を目の当たりにしましたら、「そのお人形は無い無いしてきてね」なんて選択肢は無くて、
「そのお人形、欲しいの?」と聞くことしか出来ない。
だってもうその子、名前ついてるし笑
そしてこれが、我が子が「これが欲しい!」と明確に意思表示をした初めての瞬間でした。
いつも保育園で大事そうにお世話しているお人形、本当は家でも遊びたかったんだね、母、気づいてあげられなくてゴメンね!
もちろん今手にしているのは、ボーネルンドの遊び場のお人形。
それを持ち帰ることは出来ないものの、有難いことに横に併設されているショップで買うことが出来るじゃないか!!!
▼こちらのお人形が、「アカ」です。
まんまとボーネルンドの策略に乗せられた我が家です。
お人形だけを買うつもりだったのに、お医者さんセットも購入していた
キドキドに併設されていたショップに連れて行って、無事同じお人形を見つけました。
「これが欲しいのね?これでいいのね?」と聞いた時、これが本当に自分の物になるんだと理解した双子妹の顔は、本当に輝いていました。
なんなら、泣きそうなくらいの満足そうな顔をしていました!
と、レジに進もうとしたその時、双子兄が騒ぎ出した。
まだ上手く言葉は話せないから、何言ってるかわからないのだけど…パパさんの手を強く掴んで、オモチャの棚を見上げています。
これは紛れもなく、「僕も買って!!」のサイン!!
可哀想に、双子妹の仕草があまりにも可愛らしかったばかりに、双子兄のことは完全に忘れていました。
双子兄もこれまで、自分の意思で物を買ってもらったことがありません。逆に、いつも物を与えられる側なので、「欲しい」という感情もよくわからなかったはず。
しかし今のこの状況は明らかに、双子妹は何かを買って貰おうとしている…自分も、何か買って貰わなくては!!!アピールせねば!!!と、必死。
でもちょっと面白いのが、「何かを買って貰わなきゃ」という思いだけで、何が欲しいのかは定まっていなかったようで、
今まで遊んだことも無いしパッケージからだけでは何のオモチャなのかはわらかない、自分の目の高さに陳列されていたお医者さんセットを、1歳児は指差したのでした。
▼取りあえず目に入ったので買うこととなった
「これが欲しいの?」
と聞いた時の、
「うん」と大きく頭を力強く振った姿は忘れられません…
とそんな感じで、
なんとなく「子供とオモチャ屋さんに行くとオネダリされて大変」と思い込んで少し避けていた私ですが、オモチャ屋さんで、子供達の成長の姿を目にし、オモチャ屋さんに連れて行って欲しい物を自分で選ばせるのも悪くないなー、と思うようになりました。
お人形とお医者さんセットを購入してからの、愉快な日々。
先ずその日の夜から、早速笑わせてくれました。
自分のお人形を買ってもらえたのが余程嬉しいのか、その日以来お人形(名前はやはり、「アカ」)と一緒に寝ている双子妹ですが、その初日の写真がこちら。
▼右手に「アカ」がいることは理解できるものの…
双子兄の「お医者さんごっこ」まで左手でガシッと掴み、寝ております。
あーあ、双子妹にこっちも取られちゃったか、可哀想に…と双子兄に目をやると…
▼穏やかな寝顔だった
お医者さんごっこのパーツの一部、”塗り薬”だけは死守。
双子妹の強欲さと双子兄の気の優しさが垣間見える、そんな夜でした。
ちょっと長くなりましたので、我が家にやってきたベビーステラ人形とお医者さんセットの紹介は別の記事で書きたいと思います!
では、またねー。