こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
先日、家族で熱海旅行をした際、ホテルニューアカオに宿泊しました。
再開発も進み、温泉街として賑わいを取り戻している熱海。
久しぶりに熱海に行きましたが、やっぱり都内からのアクセス最高!
子供が移動に飽きる間も無く、目的地に到着してしまいます。
>>>子供と行く熱海観光モデルコース:トリックアート迷宮館に大盛り上がり。絶景カフェも堪能
ただ、熱海ってあんまりファミリーで行くイメージが無く…どちらかというと、年配の方のしっぽり温泉旅行の目的地かなというイメージがありました。
熱海で、ファミリー向けの宿といったら…そうだ、星野リゾートのリゾナーレ熱海!!
でも、土日の予約なんて全然とれないし、とれたとしても目が飛び出るようなお値段(むしろ、予約できなくてよかった!笑)
どんなお宿がファミリー向けかわかんないなぁと思いながら、 旅行サイトの直前予約のページを見て、見つけたのが今回泊まったお宿ホテルニューアカオでした。
まず…ホテル名からして古臭い。 外観の写真も古臭い。
これだけの情報だと、期待しないですよね??
でもね…
実際に行ってみたら、最高でした…というか、ビックリした。
そこには、私の知らない、昭和のバブル時代、熱海最盛期の勢の限りを尽くした建物と、その気概を今に伝えるホスピタリティーがあったのです! ラグジュアリーさが、ハリボテでは無いのですよ…ホンモノ。
そして、ファミリーフレンドリーな要素もたくさん。赤ちゃんからお年寄りまで、三世代・四世代がみんな楽しめるホテルでした(館内はバリアフリーも徹底してる)。
今回の記事では、家族全員が大満足した、熱海にあるホテルニューアカオについて詳細にご紹介していきたいと思います!
ホテルニューアカオ、どこにある?
熱海の海沿い…というか、海の上に建てられたホテル。
熱海駅からのアクセスは車で10分程度。 シャトルバスやら路線バスやら色々出てるので、アクセスに苦労することは無いと思います。タクシーを利用したとしても、知れてる距離です。
我が家では、ホテルチェックインの前に熱海観光を少ししたかったので、 熱海駅→熱海ロープウェイ→トリックアート迷宮館→熱海城→絶景カフェ→ホテルニューアカオ という流れで訪れました。
熱海観光の詳細については以下の記事もご参考ください!
>>>子供と行く熱海観光モデルコース:トリックアート迷宮館に大盛り上がり。絶景カフェも堪能
ホテルニューアカオは、
- オーシャン・ウィング
- ホライゾン・ウィング
に建物が分かれていて、連絡通路で繋がっています。
地図を見ていただいてもわかるように、海沿いのホテルです…というか、オーシャン・ウィングの方は海の上に建てられたホテルです。
とにかく凄かったのですよ。
私の人生の中で、ベスト・オブ・ベストな海沿い(というか、海の上)のホテルでした。
ニューアカオここがすごい:チェックイン前から施設を利用できる
我が家がホテルに到着したのは、13時頃。
チェックイン時刻は15時なので、2時間も早かったのですが…
フロントでチェックイン手続きを済ませ(部屋が準備出来ていないということで、ルームキーの渡しは後刻)、フロントに荷物を預けまして、インドアプールと温泉を早速利用しました!
タオルもホテルのロビーに置いてあるものを自由に使って良いということで、めちゃくちゃ助かります。
ニューアカオのここがすごい:インドアプール
子連れには本当にありがたい!インドアの温水プールです。
たとえ外が一日雨であったとしても、子供の体力を削れます!素晴らしい!
プールの設備ですが、広めのロッカープールに水着絞り機の設置もあり、シャワーにトイレもありまして、ちゃんとしたプールです。監視員さんも常駐。
ただ、プールの水深は浅く、ガチ泳ぎする人向けではありません。
身長130センチ未満の子供はアームヘルパーを付けての利用となります(アームヘルパーは貸してもらえる)。
親はプールサイドで寝転んでいても良し、子供と一緒に泳いでも良し。
アームヘルパーを付けてるので安心感あり、また、見通しも良いので、親は少しくらいプールサイドでゆっくり出来るかもしれません。
どちらかというとファミリー向けのプールだったかなと思います(我が家は4人で永遠と鬼ごっこしてましたよはい…)
温水プールで天井も高く、リゾート気分が持ち上がる、気持ちの良いプールでした。
そして何より、チェックイン前から使わせてもらえるなんて、神すぎる~! プールで泳ぎ終わったら、軽く身体を拭いて1階の温泉にGO(プールは同じ棟の2階にある)。
プールで少しだけ冷えた身体をしっかり温めることが出来、最高でした〜
そうこうしているうちに14時半頃となり、フロントに向かうとお部屋の準備が出来ていました!
実はウェルカムドリンクサービス有り
これはね、公式ホームページをちゃんと見た人だけが有り付けるサービスかもしれません笑
単に案内を忘れてしまっただけかもしれませんが、フロントでの案内はありませんでした。
ホライズンウィングのロイヤルラウンジで、14時からフリードリンクのサービスがあります。
子供達はりんごジュースを貰えて大喜び。こういったサービス、嬉しいですよねー。
そして大人は… フリードリンクの横に設置されている、有料のワインサーバーが気になりまくり笑
ワインサーバーの利用には専用のカードが必要で、これは売店やフロントで発行してもらいます。
飲んだ分だけ、チェックアウト時にお支払いするスタイル。
25mlをチョビチョビ2回飲みまして、旅行気分を早速盛り上げましたよ~
▼カードはチェックアウト時に精算
プール→温泉→ウェルカムドリンク→部屋となったら、 あとは夕ご飯の時間まで昼寝です^^
オーシャンウィングのお部屋はウォーターフロント
我が家が泊まったのは、オーシャン・ウィングの5階の和室7.5〜8畳のお部屋。部屋の窓の外は、一面、海です。
この立地の良さよ…
今回我が家は大人二人+子供(添い寝)プランを選択しました。5階の定員三名(大人)の和室です。
部屋に入ると既に既に布団が敷いてあるという神対応(パチパチパチ…)
「お部屋のお布団ふかふかで気持ち良くて大好き!」とは、子供の感想。温泉のお布団ってどうしてこんなに気持ちよいんだろう… こちらのオーシャン・ウィングは、最近リニューアルしたこともあってか(?)、部屋は隅々まで小奇麗な感じでした。
お部屋には備え付けの水はありませんでしたが、エレベーターホールに浄水器があるので、そちらでお水を汲んでくることが出来ます。
そして、昼寝♪♪♪
ホテルニューアカオは館内着も気が利いている
部屋着(館内着)が、上下セパレートで着やすかったです。
こういった老舗の温泉旅館だと浴衣だろうと思って、大人も子供も普段着ているパジャマを持っていってましたが、不要でした!
子供は100センチサイズから館内着の用意がありまして、受付ロビーの近くで自由に借りることが出来ます。
▼同じ場所でタオルも借りられます
そしてこちらの館内着、 大きめのポケットにルームキーとスマホを入れられる 厚手の素材なので、ノー◯ラでもいける点も良かった!
ホテルニューアカオは、こういう細かな配慮が随所に見られまして、その点もファンになりました。
館内は勿論、スリッパで移動することも出来るのですが、あまりオススメは出来ない… なぜなら、館内は広いのでかなり歩きます!
我が家ではスリッパは一切使わず、普段の靴(といっても、夏だったのでサンダル)で移動してました。
子供用のスリッパは無かったように思います(無くて良かった。あると「履く!」と言って聞かない。子供のスリッパは百害あって一利なしです)
ホテルニューアカオのここがすごい:迎賓館みたいな内装
ラグジュアリーホテルって、私泊まったこと勿論無いんですけど、 ホテルニューアカオの内装が…本当にビックリするほど豪華でした。
表面だけを繕う豪華さではなく、本当に細部に至るまで、お金をかけている…ディズニーランドのようなハリボテの世界では無いのです。
趣味が良い・悪いは別として、宿泊すれば、本物のゴージャスに触れることが出来ます。
高い天井、幾つものシャンデリア、贅沢なカーテンのドレープ、ふかふかで複雑な織りの絨毯、木製の重厚な手すり、煉瓦のアーチで装飾された廊下などなど…
▼レストランに向かう廊下が、こんなにゴージャス!
「お金に糸目を付けずに最高のものを!」との号令の下で建築されたのでしょうか? まるで迎賓館のような佇まい。
▼レストランの存在感もすごい
ここまで徹底した贅沢さ、なかなか味わえないわ… もはやホテル自体が文化財なのでは?と思ってしまうほどです。
そんな素晴らしい調度品・内装を宿泊者に惜しげもなく提供してくれる心意気も、素敵だなと感じました。
宿泊費…そんなに高くないのに、すみません。。。
建物自体が年数が経っているからでしょうか? こんな素晴らしいホテルに気軽なお値段で泊まれてしまい、むしろ恐縮しちゃう。
一度ホテルニューアカオを体験してしまうと、他のお宿に泊まっても「値段の割りに大したことない」という感想を抱いてしまうかもしれない…
ホテル自体が見応えありです。親も是非連れていってあげたいなと思いました。
夕食・朝食バイキングに大人も子供も心を鷲掴みされる。魚が美味しい!
夕食・朝食はバイキングスタイル。
夕食は、混む前が良いなと思い、17時スタートで利用しました。利用時間は90分、十分な時間です。
バイキングはとても満足出来る内容。中でも特筆すべき点は、
- お魚コーナー
- キッズコーナー
でした!
▼あと、夕食会場自体もすごい
お魚が…美味しいのですよ!!! お刺身は角が立っていて、お寿司も沢山… 私は魚コーナーばかり行ってましたね笑
▼綺麗なお刺身とお寿司!右手前は「鯵のなめろう」です。美味しかった~~~
そして、キッズコーナーもありました! キッズコーナー、内容が子供の好きな物ばかり、茶色系ばかりが置いてありました笑
▼キッズがみんなこの周りに集まるので、効率的
- 唐揚げ
- ミートボール
- スパゲッティ
- カレー
- コーンスープ
- ポテト
- チョコレートファウンテン
などなど、緑色は完全に排除w。ここを一周すれば子供のご飯は簡潔します。
大人用のバイキングコーナーと離れた場所への設置というのも良いですね。
▼好きなものしか乗っていない。今夜は無礼講だ!
朝のバイキングも夕食と同じ会場です。
朝は獲れたて鮮魚のフライがめちゃくちゃ美味しくて、家族で何度もお替わり。
フライサンドイッチ、新鮮な魚だとこんなに美味しいのね!
▼フライはその場で揚げてくれます
子供は鯵の干物を一人4枚くらい食べてました… 熱海は干物の一名産地ですが、たぶん一度も冷凍されてない干物なんでしょうね、 小ぶりな干物で、市場で出回るサイズではありませんでした。
地元の温泉旅館で消費されるサイズなのかな?
▼干物が丸まる食べ放題とはビックリ
身は全く水っぽくなくてプリップリ、すっごく美味しい干物でした。
▼朝のバイキングの様子
ディナーショーに涙
17時から夕食を開始しまして、だいぶお腹と心が満たされた頃に、なんとディナーショーが始まりました!
生ピアノの演奏に生歌! 素敵すぎて涙涙、感動しました。
これも大型の観光ホテルならではの演出なんでしょうね〜
大きなホールに歌声が響きまして、本当に素敵でこっそり涙しました。
あぁ、夫と、子供二人と、なんか良い場所に来たなぁ、私。 歌って人を感動させるのですね。
と、ここで下世話な話で恐縮ですが、こんなにしてもらってるのに、お値段が安すぎるのよ…
そういえばここは、熱海。温泉宿でした
館内の色んな所のインパクトが強すぎて忘れがちですが、そういえばここは熱海。
ホテルニューアカオは温泉宿です。 温泉は館内に三ヶ所+有料の貸切風呂があります。
館内は広い…温泉に行くのにめちゃくちゃ歩きますので、そこは覚悟してね笑
フロントのお兄さんが「当館の一番のオススメは、スパニシキですよー」と言っていた通り、 三つの温泉のランキングをつけるとしたら、スパニシキが素晴らしかった!
眺めがね、インフィニティー!
目の前に海が広がる絶景。でも、陽が暮れると何も見えないのでご注意を。それでも、露天の海風は本当に気持ち良く、夜入っても良かったなぁ。。。
極めつけは、屋外庭園。ここはジオパークでしょうか?
翌日の朝は、朝ご飯の後に屋外庭園を散策しました。
屋外庭園、行きそびれたら後悔する所でしたよ… (朝ごはん会場を出て廊下にあった看板をたまたま見つけて、屋外庭園の存在に気付きました) 宿全体が…断崖絶壁に建てられている!!!
一体どうやって建築したのー?ってくらいすごい所に建てられてます。
屋外庭園も絶景スポットばかり。
▼緑の六角形の真ん中を覗くと…遥か下に海が見える!
▼奥に見えるのが、オーシャン・ウィングです
▼屋外庭園を歩いてたらホライズン・ウィングの受付ロビーにつきました
ホライゾン・ウィングにも温泉が一箇所あるので、そこにも入りました!
しかしこの宿はよく歩く!
探検要素もあり、ファミリーで訪れると、宿内を散策するだけでも楽しいですよ♪
ホテルニューアカオに一つだけ不満を言うとすれば…
ホテルニューアカオをたーっぷり堪能しまして、 いよいよチェックアウト。
ホテルニューアカオについて一つだけ不満を言うとすれば… 宿泊可能人数に対し、エレベーターが少ないこと!
オーシャン・ウィングについては、17階がチェックアウトカウンターとなるのですが、 チェックアウトの時間が皆さん集中するので、エレベーターに乗れません。エレベーターは4基あるのですが、定員少な目。
5階に宿泊していたのですが、何本エレベーターを見送っても全然乗れなかった… 荷物も少なかったので17階まで歩いて上りました^^
客室はそんなに天井高では無いので、会談数はそこまで多くなかったように思います。
チェックアウト後の熱海駅行きのシャトルバスは本数たくさん
一応シャトルバスの発着時間があるようなのですが、 宿泊客があまりにも多いので、ピストン輸送で熱海駅とホテルを行き来していたように思います。
玄関ですぐ乗れまして、便利でした。
ホテルニューアカオ、本当に良かったな~。また来たいぃぃぃ~
また是非再来したいと思っています。
子連れの熱海旅行については、以下の記事でも詳細に書いてますのでご参考ください!
>>>子供と行く熱海観光モデルコース:トリックアート迷宮館に大盛り上がり。絶景カフェも堪能
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました☆
では、またねー