双子とのくらし

お絵描き教室を2ヶ月で辞めた経験から振り返る。お絵描き教室・STEAM教育の意味とは何なのか?

こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。

 

子供の習い事ですが、我が家はピアノ以外には”こだわり”はありません。

 

ピアノ以外の習い事については、何事も経験と思ってトライさせてあげようという心構えではありますが、

よこしまな想いから始めた習い事については、全然続かないものもありました。

 

それが、「お絵描き教室」。

 

今回の記事では、

  • 我が家がどんな想い(思惑で)でお絵描き教室を始めようと思ったのか
  • その思惑はどんな風に外れたのか
  • この経験から得た学び

について書いていこうと思います。

 

あくまで、我が家の主観的な考え方なので、「へぇ、ペコリーノ家はこんなだったのねぇ」と、ご参考いただくのも良し、反面教師的に「ペコリーノ家は失敗したようだけど、うちはこんなにならないぞ」と考えていただくも良し。

 

今回の記事では、我が家の子育ての1ページを綴っていきたいと思います。

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これからの時代は、STEAM教育の時代だという焦り

耳タコほどによく聞くワード、STEAM教育。

 

  • Science
  • Technology
  • Engineering
  • Arts
  • Mathematics

の頭文字をとったもの。

 

そう。私たち親世代においては、勉強が出来ればそれなりに生活が出来たんです。

ペコリーノ家は私も夫も東大卒であり、勉強は出来ました。それなりの生活も出来ています。

 

ただ、私たちの子供が大人になる頃には、「勉強が出来ることに何も価値は無いのではないか」そんな焦りが、親としてあります。

 

私たちは勉強は教えることは出来るけれど…STEAM教育に近いことを教える自信は無い…

 

そんなことから思い至った、子供の習い事の一つが「お絵描き教室」でした。

 

「Arts」とは芸術全般を指す幅広い概念ではあるものの、子供が親しみやすいArtsはお絵描きかな!ということで、子供の想像力を育んでくれるだろうと期待したお絵描き教室。

 

お絵描き教室のパンフレットにも、大々的に「STEAM教育として注目されています!」なーんて書いてあったので、「そや!これや!」と食い尽き気味に教室の門を叩きました。

画材を揃えてお絵描き教室に通わせてみたものの…

お絵描き教室を始めるハードルは、他の習い事に比べると低めという印象。

  • 画用紙
  • クレパス
  • 絵の具

くらいが、各自で用意するものでした。

>>>クレパスをマスキングテープで使いやすく!手汚れ・ベタベタを少し楽にする工夫について

 

そしてレッスンの時間も、毎週1時間ちょっとで6,000円くらい。

ピアノの習い事と比べれば随分とお手軽な印象を受けました。

 

しかも、親はこの時間はフリータイム!近くのカフェやらランチやら行けちゃう訳です。

土日に子供と四六時中一緒にいるのも辛いぜ…!と思っていたところなので、

そういった点も我が家が食いついたキッカケとなりました。

お絵描き教室のアウトプットは「絵」であるものの…

お絵描き教室なので、当然ながらお土産(成果物)は「絵」になるんですよね。

 

1時間ちょっとの成果はどんな感じなんだろう…

と期待して迎えに行くのですが、

毎回5分もしないで描けそうな絵を見せられました。

 

実際にどれくらいの時間を集中して絵を描いているものか、直接は見てないのでわからないのですが、

迎えに行くと絵本を読んでたり、絵を描いている様子は全く無いので、

1時間のレッスンの僅かな時間でしか画用紙には向きあっていない模様。

 

また、4歳になったばかりの子供に「どんなことをしたのか?」聞いてもあまり要領を得ないのですよ。

 

一応「今日の課題はこれで、こんな絵を描いた」までは話しますが、

「すごく楽しかった!」とか、新しい発見をしたような、所謂アハ体験みたいなものは無い様子。

 

あれー???

 

お絵描き教室に行ったら、STEAM教育のArtsの部分が伸びるもんだと思ってましたのに、

全然そんな風に感じることが出来ない

 

先生は芸大出で、デザインの勉強とかもされているだろうに、特段その薫陶を受けている様子も無し。

 

お絵描き教室で、アートの才能は開花しないのだろうか?

絵が好きな奴は一日絵を描いている。結局は「才能があるかどうか」

これはね、先生が悪いのでも、お絵描き教室は悪いのでも無いのです。

 

お絵描き教室に通わせてみてやっと気付いたことーー

 

それは、

うちの子供たちは絵を描くことが大して好きでは無い

という、単純な事実。

 

絵が好きな子や絵描きになった方というのは、

幼少期から寝ても覚めてもずっと絵を描いているんですよね。

 

振り返って我が家の双子たちは…

絵を描くどころか鉛筆を持つことさえしない子供たちです。

 

そんな奴らがお絵描き教室に行ったて、なーんもならない!

先生も困っちゃうよね笑

 

STEAM教育大事!伸ばしましょう!

の背景には、「STEAMに関して才能や興味があった場合は、それを伸ばす環境を用意してあげましょう」

という言外のシビアなメッセージがあるんだろうなぁ、とつくづく感じた訳です。

 

凡人は凡人のまま。

ゼロには何をかけてもゼロ。

 

別に興味も無しし好きでも無いお絵描き教室に行ったって、

うちの子供たちの場合は、何にもならないのです。

 

ただ単に、お金を払って休日のベビーシッターをお願いしていた時間になってしまっていました。

これに気付くのに2ヶ月もかかってしまいましたが、気付いた後に即退会。

 

親と一緒に色んなことを経験させる方が、子供の将来にとってよっぽど有意義になるだろうと考え直しました。

 

子供の教育って難しいですねぇ。

 

未就学児という年齢で勉強する必要も無い今の時期においては、子供に色々経験させてみて、子供がどんなことが好きなのか、どんなことに夢中になるのか観察することが大切だと思っています。

それが直接的にSTEAM教育の範疇に無かったとしても。

 

好きなことじゃないと熱中できないし、一番にもなれませんからね。

 

なので、小学校中学年くらいまでは、熱中できる何かを親子で探す時間だと思っています。

 

そして、それが見つけられないならば、勉強させます。勉強は時間をかければ誰でも出来ますからね。

一定のお給料ももらえるだろうし、生きていける。

 

でももし、子供が「これだけは好きだ」という”好きな点”において誰にも負けない何かを見つけたら、親としてはそれを全力で応援してあげようと思っています。

 

逆に親の役目というのは、「好きなことを見つけるお手伝い」をすることなのかなぁ、と思っていたりします。

 

勉強が出来るだけでは生きられない厳しい時代を生きる子供たちよ…頑張れ!

 

最後までお読みいただきどうもありがとうございました☆

では、またねー

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  • この記事を書いた人

ペコリーノ

男女双子の母。東京都在住。 面白おかしい双子育児の現場や、心の底からオススメしたい育児グッズ・おもちゃについて、主に綴ります。

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