こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
子供って二つに分かれると思います。
- 小鉄か
- 小鉄じゃないか
小鉄ぶりが一過性の子もいれば、そのまま大人になって、ホンモノの「鉄ちゃん」になる人も。
私の兄に関して言えば、小鉄が「鉄っちゃん」にトランスフォームしたタイプでした。
兄の幼い頃のエピソード:
「嫌いなブロッコリーを食べさせるために、シュッポー(←電車の汽笛の真似を親がした)と言って口を開けさせた。鉄道の力を借りた」
というのを親から聞いて、私は気をつけようと反面教師的な感想を抱いたのは少し昔の話。
子鉄(兄)と共に育った私は、トーマスも当然ながら身近にありまして、寝る時の読み聞かせの絵本がトーマス縛りでした。
母は、幼く可愛らしかった兄が傾倒したトーマスの絵本は捨てられなかったそうで、30年以上実家に保管していました。
その、トーマスの絵本が、先日実家から私の元へ送られてきました。
「私は、トーマスを読まされるのが苦痛だった。あなたもわかるわよ」との母のコメントと共に。
それが…こちら!
今となってはめちゃくちゃ珍しい、もうコレクター垂涎物じゃないでしょうか!?
メルカリで売ることも一瞬考えましたが、それほどヴィンテージ価格ともなっていなかったので見送り。
昔のトーマスの絵本をみて、気付いたこと・思い出したことが幾つかあります。
トーマスの主題歌といったら?
私は30代後半ですが、
トーマスといったら、夏休みのポンキッキーズでみる、森本レオのアナウンスと共に、ボーッと見ていた想い出があります。
その時の主題歌は、歌は無くて音楽のみ。
たたたたったたっ たーーーー
たたたたー たたたたーたたっ たたっ たー たたっ たたっ たー
たたた たーたーたーたーたー…
というメロディーが朴とつとした音と共に脳内を駆け巡った、そんなあなたは同世代。
今テレビでやってるトーマスの主題歌はこんな感じですね。↓
さぁ、いこうぜ! むにゃむにゃ~ トーマスといっこー!(←知らなくてすみません)
昔のトーマスの主題歌、いいわぁ。ノスタルジーを感じます。
実はトーマスは、「汽車のえほん」の登場車両の一つにすぎない
あんなに有名なトーマスさんですね、
どうも途中から持ち上げられるようになった模様です。
私が何故こんな風に考えるかというと、
トーマスが登場するのは汽車のえほんシリーズの2巻目からなんです!
1巻目には登場しません。
2巻目はトーマスの話、3巻目はジェームズの話なので、
ひょっとしたら、機関車ジェームズが世界中に有名になるチャンスもあったかもしれませんね。
実家からは15冊汽車のえほんが送られてきたのですが、その中でも、2巻目の機関車トーマスの痛み具合がもの凄かったです。
一番気に入った絵本であった模様。
▼シミだらけ、テープだらけの2巻目
▼中身はこんな感じ。素朴な絵ですね
トーマスの絵本の読み聞かせは、苦行
ひょっとして、トーマスの絵本は幼い子供向けではないのかもしれません。
1冊に3エピソード程度が収話されているのですが、長いのなんのって!
これ、1エピソードではなく、1冊全部読み終わらないと、開放してもらえないヤツ…
母が「私は苦痛だった」と言っていた理由がよくわかります。。
ここまでお話が長い理由はね…汽車の描写が、文も絵も懇切丁寧だからなのです!!
鉄道オタクの兄に言わせると、
「オリジナルのトーマスは、作者が本当に電車好きだったからよく観察していて、大人のマニアをも満足させる内容だった。あの造りは、本当に動く。最近やっているアニメのトーマスは、嘘っぱちだ。電車へのリスペクトが足りない」とのこと。
へーぇ。オタクはさすが、目の付け所が違うわぁ!
確かに、最近テレビでやってるトーマスって、登場人物(電車)が線路の上で飛び跳ねてクルっと回って方向転換してますね。重力とか色々無視してるものね笑
オタクに言われて妙に納得した、私なのでした。
では、本日はこのあたりで。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました☆
では、またねー