こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
我が家の双子(兄)が寝食を忘れて(これホント。お菓子で誘わない限り止めない笑)夢中になる絵本があります。
それがこちらの絵本シリーズ。
▼我が家には4冊の「ミッケ!」があります
我が家の双子(兄)は2歳半なのですが、 ものすごく集中して「ミッケ絵本」を隅から隅まで眺めます。
試しに計ってみたら、15分以上同じページを眺めていました…
何かに夢中になるってすべての基本ですし、 そういった経験を僅か2歳から出来たという意味で、 この「ミッケ絵本」と出会えて良かったなと思っています。
個人的に激推しな「ミッケ絵本」ですが、 世の中(知育ママ界隈)での知名度は低め。
知る人ぞ知るって感じです。
私が「ミッケ!」の存在を知ったのもたまたまでした(譲り受けた絵本の中に、たまたま「ミッケ!」のシリーズ4があった感じです)
なので、 あまりにも知育効果が高い絵本だから、むしろ秘密にされているのでは? と勘ぐってます笑
この「双子とくらせば」ブログの読者の皆様にはその魅力をちゃんとお伝え出来ればと思います!
今回は、我が家イチオシの知育絵本「ミッケ!」の内容とその知育効果についてのお話となります。
「ミッケ!」ってどんな絵本?何歳から遊べる?
著作権の関係があるので、中身の詳細写真を載せることが出来ないのが残念なところではあるのですが…
ミッケ!は海外生まれの絵本
作者は、ウォルター・ウィックというカメラマンの方です。
絵では無く、写真の絵本となります。
英語のタイトルは Can You See What I See?
「ぼくは見つけられたど、君はどう?」ということでつまり、 かくれんぼ絵本なんです!
ジオラマのセットを写真で撮影している
糸やボタン、 ミニフィギュア(動物とか)といった、 蚤の市で取り扱いがありそうな、そんな小さくて細かなものがたくさん集められて写真に収められています。
もうね、情報量がものすごいんです。見開きの頁で目にするアイテム数が千単位を優に超えます…
絵本の中の指示がエグい
写真の横に「○○はどこにあるかな?」といった指示があって、それを写真の何千個のアイテムの中から探しだす遊び。
かくれんぼ絵本と言ったら、 「ウォーリーを探せ」を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
「ウォーリーを探せ」と「ミッケ!」の違い
- ウォーリーを探せ…たくさんの人の中から、ウォーリー達を探しだす遊び
- ミッケ!…探すアイテムは何でもアリ
例えば、ミッケ絵本において、 「ウサギを探して」という指示があったとします。
当然ながらウサギを探すのですが、 その答えは、 ぬいぐるみのウサギだったり、 サイコロの面に描かれたウサギだったり、 ウサギのシルエットだったり…
様々な「ウサギ」がいるので、先入観を持ってウサギを探そうとすると絶対見つかりません。
ミッケ絵本は写真が美しいので眺めるだけで楽しい
ドールハウスやミニチュア食品とか、そういった細かいものが好きな人は絶対好きな絵本です!
基本的には子供向け絵本なんだと思いますが、写真の美しさには妥協無しです。 大人も子供も、その精巧な世界に魅了されること間違いなしです。
▼この頁は比較的アイテム数が少ない方です。複数人でも勿論楽しめます
「ミッケ!」の知育効果:物の名前を知る
こちらの「ミッケ!」絵本、物で溢れてまして、ことば図鑑として使用することが可能です。
ミッケ絵本の中の世界は、 幼児にとっては知らないアイテムのオンパレード。
「これなに?」の質問の嵐です。
大人側の忍耐力が相当試されることになります笑
▼指差し確認!
しかも面白いことに、実生活ではなかなか出会わないアイテムがミッケ絵本の中には数多く登場します。
例えば、 ”ボビン”とか ”指ぬき”とか ”ボーリングのピン”とか ”チェスの駒”とか…
生活する上で知らなくても済むような単語も多いかもしれませんが、 目の前に多数の知らない物が広がる世界は、 2歳児の「これはなんだろう?」の気持ちを存分満たすこと、間違いなしです。
「ミッケ!」の知育効果:物を抽象的にとらえることが出来る
先の「ウサギ」の例のように、同じ「ウサギ」でも、”ぬいぐるみで立体的なウサギ”だったり、”サイコロの後ろに隠れて耳だけ見えるウサギ”だったり、”コインに描かれたウサギ”だったり、 いろんなウサギがいます。
「こういった特徴を有する物はウサギである」といった風に、 頭の中でウサギを抽象的に捉えることが出来ていないと、 すべてのウサギを見つけ出すことは出来ません。
母「ウサギどーこだ?」
子「ウサギ、ミッケ!」
母「ウサギ、本当にそれだけ?」
子「…ここにもいる!」
といった形で、「ミッケ!」絵本から様々な情報を得て、情報を頭の中で処理するプロセスがどんどん繰り返されることとなります。
「ミッケ!」の知育効果:集中力が身につく
もうね、目を皿のようにして探すんですよ、何分も…
頁を開くたびに新たな発見があるようで(内容忘れてる?笑)、同じ頁も繰り返し飽きることなく見ています。
「これは亀さんで、これはロボットで、これはライオンで…」と呪文のようにアウトプットしています。
ページの隅から隅までアイテムをしっかり観察しています。
集中力、かなり磨かれているように思います。
「ミッケ!」の知育効果:記憶力が鍛えられる
「ミッケ!」絵本、何千万個ものアイテムが散りばめられていますが、 そのアイテムは実は様々なページで再利用されています。
すると何が起きるかというと…
「このガアガアさん、さっきのページにもあった!」と自分でページを跨いだ答え合わせをするようになります。
自分の中で問題を出して、自分の中で答えも出すという遊びを勝手にしてくれて便利です笑
ページ毎のアイテムの配置も大分覚えているようで、「スプーンはどこ?」と聞くと一瞬で答えが返ってくるようになりました。
記憶力、かなり磨かれているように思います。
▼双子同士で問題を出し合うようにもなりました◎
ただし、「ミッケ!」が好きかどうかは個人差あり。
我が家は男女の双子。全く同じように育てました。
が、今のところ、「ミッケ!」が大好きでたまらないのは双子兄の方で、双子妹の方はそうでもありません。
双子兄が好きな絵本だからしぶしぶ付き合ってる感じです。
双子妹の方はじっくり探すより、レスポンスが早い方が好きなようで、アンパンマンのことばずかんのようなアイテムが好き。
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「アンパンマンのことばずかん」はやっぱり凄かった。2歳児が勝手に学ぶ親ラクアイテム。
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それぞれの個性を、それぞれの方向で伸ばしていってあげたいと思う母なのでした…
「ミッケ!」買うならどのシリーズがおすすめ?
『チャレンジミッケ!』と『ミッケ!』は微妙に違う
実は、小学館出版の『ミッケ!』には、 『チャレンジミッケ!』シリーズと『ミッケ!』シリーズがあります。
どちらも、内容・コンセプト共に同じです!
違いは、本の形。
『チャレンジミッケ!』は正方形に近く、『ミッケ!』は長方形です。
ミッケ!は全冊集めなきゃいけない?
この「ミッケ!」絵本は、シリーズ10くらいまで出版されているのですが、 一冊の情報量が多いので、全部揃える必要は全くないと思います。
我が家はシリーズ1~4まで持っていますが、これでも多すぎるかなと思います。
我が家では、ミッケ!絵本のシリーズ1~4しか持っていないのでそれに限った比較にはなってしまうのですが…
先ずはシリーズ1を買って、子供が夢中になるようなら買い足す のがオススメです。
▼先ずは手に入れるべきバランスのとれた一冊
その後のシリーズは、基本的なコンセプトは一緒(=おもちゃ箱をひっくり返した感じ)なので、けっこう似ているように感じてしまうかもしれないです。
なので次に手にいれるべきは、テーマ性のある一冊かと。
そういった意味では、我が家でもっている”シリーズ4”はクリスマスがテーマなので、他のシリーズ1~3とは雰囲気が全く異なります。
▼2冊目として手に入れるならシリーズ4はいかが?
あと、「ミッケ!」とは全く関係は無いのですが、「ミッケ!」のような精巧なジオラマが好きなお子さんにはこんな本もオススメです。
「世界が食べ物で出来ていたら」という、タイトルまんまの絵本。
お家や海や山といった景色が、食べ物の特長を活かして表現されています。細かいもの好きには垂涎物の絵本(逆に、細かいものが苦手な人には厳しいかも)。
美味しそう!というより、美しいなぁ!といった感想を抱きました。「ミッケ!」ほどのやり応えは無いようですが、子供達はこの絵本も眺めるのが好きです。
「ミッケ!」ここだけは気をつけて!
寝かしつけの絵本として読んではいけません笑
▼寝かしつけるつもりが覚醒させてしまった図
寝るつもりが、頭をフル回転させることとなるので、目がランラン輝いてきますよ…
寝る前はさりげなく、他の絵本に誘導するが吉です笑
最強の知育として「ミッケ!」をおすすめしたい~まとめ~
好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったもので、「ミッケ!」は我が家の双子兄の”好き”を散りばめた絵本でした。
言葉については双子妹の方が早いように見えていたのですが(アンパンマンのずかんでどんどん吸収している)、「ミッケ!」が家に来てからは、双子兄の追い上げスピードがぐんと上がったような気がします。
しかし、「ミッケ!」好きかどうかは、我が家の例のように、個人差ありです。
双子兄がこんなにも夢中になるので、買ってよかったな~、と思ってます。
「ミッケ!」絵本、手元にある絵本とは一線を画す絵本かと思いますので、是非手にとってみてね!
最後までお読みいただきありがとうございました☆
では、またねー
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