こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
ある日、友人宅に行った旦那氏が目の色を変えて帰ってきました。「バルミューダのコーヒーメーカーを買うぞ!」と。
これまで我が家ではハンドドリップで珈琲を淹れていたのですが、お家時間が増えたこともあり、珈琲を淹れる回数が増えていました。
と同時に、毎回ハンドドリップするのが少し面倒くさくなってきてまして、コーヒーメーカーを買うのは大賛成!
と思い、早速バルミューダのコーヒーメーカーのスペックを調べたのですが・・・
え、豆も挽けないのに6万円もするの?
私の実家ではパナソニックの豆から淹れるコーヒーメーカーを愛用(日本で一番メジャーなヤツ)していていたので、
『家でもお店みたいな珈琲が飲めて幸せだな~。自分が買う時も全自動の豆から淹れられるタイプにしよう♪』
と考えていました。
パナソニックの豆から淹れるタイプのコーヒーメーカーでさえ2万円しない世の中です。
ドリップコーヒーに6万円も払うとは信じられない!!
と先ずは、NOサイン。
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がしかし、
珈琲通の旦那氏に『珈琲は豆じゃない、淹れ方だ、温度だ!バルミュータで淹れたのを飲んでみたら、素人の君でも味の違いが判るよ。僕の誕生日プレゼントに買ってくれ』と懇願されまして、
そういえば、ここ5年くらい誕生日プレゼント渡していないなと思い、「そこまで言うならば」と購入を決意しました。
と、前置きが長くなりましたが・・・そう。我が家では『清水の舞台から飛び降りる気持ち』で、バルミューダのコーヒーメーカーを購入したのです!
▼最新機器につき値下げ率は低い
結論から申し上げますと、「あ、実はお店でも美味しい珈琲を飲めてなかったんだ私」ということに気付かされ、感動しました。
かなり感動しまして、現在友人知人にバルミューダのコーヒーメーカーについて啓蒙活動中です笑(注:勿論バルミューダの社員ではない)。
その値段に購入を迷う方も多いと思いますので、今回の記事ではバルミューダのコーヒーメーカー『BALMUDA The Brew』について、私なりの観点からですが詳細にご紹介したいと思います!
おススメすぎて、写真は大目、熱量は高め、そして長い記事になりました笑
家に届いた時点からスタイリッシュ
バルミューダのコーヒーメーカーって、家電量販店で購入しても結局自宅へ配送のことが多いようです(本当は、その場で欲しかったけど)。
でも、在庫が不足しているということは2022年2月時点では無いようで、家電量販店で購入して2日後には自宅に届きました。
写真のとおり・・・
入れ物からしてカッコいい笑
そう、バルミューダといえばオシャレ家電で有名ですよね。ダンボールの入れ物含め、無駄をそぎ落としたデザイン、見事です。
いざ、開封の儀
こちらも変な緩衝材とかは無く、発泡スチロールが本体や付属品にフィットするようデザインされています。
こういった調理家電を買うと、一部分だけが覆われている(上部と下部だけ)ことが多いイメージですが、『BALMUDA The Brew』に関しては、まるっと全部覆われていました。
確かに・・・
こちらの方がスッキリとしてスタイリッシュですね!
ここにも拘りを感じます。
▼もう期待しかない
『BALMUDA The Brew』の本体・付属品を大解剖
ここからは、『BALMUDA The Brew』について、私的に気になった・面白いなと思った特徴についてご紹介していきます。
メーカーHP等からは得られない、個人の生の声ですので購入の参考にしてみてください!
ドリッパー部分が自立しない
この造り、かなり大胆じゃないですか!?
写真のように、ドリッパーのしたの部分が丸くなっているので、これだけでは自立しないんです。
では、どうやってペーパーフィルターや粉をセットするかというとですね、ドリッパー専用の置き場が付属品としてついてきます。
2つ前の写真に写っている、黒いスプーンの上の黒い物体が、そうです。
ボタンが4つしかない
すごくお値段が高いわりには、ボタンが4つしかありません。
家電というのは、色々と付加的な機能が加わることや、ユーザーのカスタマイズ可能な部分が増えることで値段が上がっていくものですが、『BALMUDA The Brew』はそれに逆行。
というか、4つのボタンのうち1つは電源ボタン、1つはスタートボタン、1つは何倍分かを指定するボタンなので・・・
ボタンは実質的には1つしか無いです笑
- アイス
- ストロング
- レギュラー
の3つからどれを選ぶか、ユーザーに開放されている選択肢はたったこれだけ。
電源コードが短い
上の写真は製品スペックですが・・・
電源コードは1.0mと調理家電にしては短め。
置き場所によっては延長コードが必要となるので注意が必要です。
スリムさが他のコーヒーメーカーと比べると桁違い
家電量販店で他のコーヒーメーカーと見比べた際にひしひしと感じたことですが、
『BALMUDA The Brew』は
無駄な部分が無く、非常にコンパクト
な造りになっています。
もちろん、電動ミルがついていない、というのも理由としてありますが、他メーカーのドリップコーヒーメーカーと比較しても驚くほど省スペースでした。
我が家のキッチンを見回してみると、調理家電で溢れていまして(しかも日常的に使うから出しっぱなし!)、省スペースであることは、もうそれだけで価値があります。
コンパクトさとデザイン性を両立させるバルミューダってメーカーはすごいな、と思いました・・・
サーバーの部分は魔法瓶。口が小さいと思ったけど普通に洗えるレベル
個人的には、しっかり洗えそうなイメージがあるので、ガラス製のサーバーが好みだったのですが、残念ながら『BALMUDA The Brew』は魔法瓶タイプ。
実際使ってみると、そこまで注ぎ口の部分が狭いことは無くて、普通に洗えました。
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『BALMUDA The Brew』でいよいよ珈琲を淹れてみる!
と前置きが長くなってしましましたが、いよいよ実際に珈琲を淹れてみます。
ここでもあっと驚く点がたくさんありました・・・
始まりと終わりのタイミングに、郷愁をさそうメロディが流れる
珈琲を淹れる準備が整って、スタートボタンを押すと、
無人駅のホームで流れるような、没個性的なメロディが鳴ります。
ハッキリ思い出そうとしても、思い出せない笑
目の前の機会から流れてくるのに、どこか遠くから何層も空気を通して聞こえてくるような、そんな音質です。うん、悪くない。
時を刻むサウンドが流れる
これは少し驚いたのですが!
時計の秒針が動くような音がします。
この音が、「シュー」という蒸気の音とミックスされることで、音がしているのにむしろ静かに感じさせます。
珈琲を淹れるための、演出・・・
この音はオフにすることは出来ません。
見たこと無いレベルで粉が膨らむ
これ・・・伝わりますでしょうか??
挽きたての粉で珈琲を淹れると、上手に粉が蒸らされると、粉が膨らみますよね。
今回使用した珈琲の粉は、ハンドドリップだと全く膨らまないくらい状態だったのですが、バルミューダーにセットしたら、写真のようにモコモコ膨らみました。
おそらくこれは、『BALMUDA The Brew』が徹底して追求した部分なんだと思われまれます。
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温度制御と注湯間隔を徹底しているらしい
この写真、イメージ図だと思うじゃないですか・・・
実際使用してみると、本当にこの工程を踏んでいることがよく判ります。もう、すごいの一言。
▼一番最初の『蒸らし』では上からお湯が注がれる他に、下から蒸気があてられている模様
▼この辺りの部分から『バイパス注湯』がされている模様
では、『BALMUDA The Brew』で淹れた珈琲はどんな味なのでしょうか?
珈琲の好みって人それぞれあるとは思うのですが、私は、
これまでに飲んだことの無い美味しさ
を感じました。
香りの立ち方とか味の違いが要因というより、雑味の無さや後味の爽やかさがこれまでに無い経験で、本当に驚きました。
私はこれまで珈琲の『後味』についてあまり考えたことが無かったのですが、バルミューダの珈琲を飲んでコンビニのドリップコーヒーの後味の悪さに気付かされました・・・もうあまり飲みたくない・・・
たぶん体調悪い日もガブガブ飲めちゃう。
でもこれは嗜好性もあるので!ご自身でも是非試してみてください。
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『BALMUDA The Brew』は高価格だけど、その価値は感じたか?
最初は、「挽きたての珈琲じゃないのに美味しいわけが無い」と思い込んでいたのですが、『BALMUDA The Brew』で考え変わりました。珈琲の美味しさは湯温管理に左右される部分も大きいようです。
しかも、「粉で淹れられる」って手軽ですね。豆のカスの掃除はいらないし、電動ミル部分が壊れる心配もしなくて良い(ミルの部分、壊れやすいですよねー)。
6万円の価値?はい、個人的にはとてもひしひしと感じています。新しい世界が見えました。
熱量高め記事、最後までお付き合いいただきどうもありがとうございました。
気になる人は、『BALMUDA The Brew』是非チェックしてみてくださいね☆
では、またねー
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