こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
我が家にお人形とお医者さんセットがやって来た経緯については、以前の記事「1歳児の初めてのお人形。わが家にベビーステラがやってきた日を振り返る。 」をご覧いただくことにしまして…
双子が1歳後半の頃に我が家にやってきた、ベビーステラ人形(通称「アカ」)。我が家にやってきて以降、日々双子の遊びの格好の標的(?)になっています。
今回は、「お人形遊び」を様々な観点から考えてみたいと思います。
お人形遊びっていつからするの?
前回の記事の通り、私は全くお人形遊びをしない子だったので、まさか自分の子がお人形遊びをするとも思い至りませんでした。
しかし、我が家のバイブル「語りかけ育児」にはちゃんと書いてありました。
赤ちゃんの成長の過程で自然発生的に生じる遊び(要求)として、「1歳4ヶ月から7ヶ月まで」ページで以下のようなことが紹介されていました。
~「語りかけ育児」より引用~
確かに、保育園の写真を見ると、1歳児がこぞって抱っこ紐でお人形を抱っこしていた気がします!1歳半くらいからお人形遊びを好むようになるようです。
お人形遊びでは「心と言葉が育まれる」らしい
▼お人形を寝かしつけ中
世の中的にはこんな研究がされているようです。
-
⾃分と他者の⼼の動きは違うことを理解する力
(心の発達) - 気持ちを共有し、他者を思いやる力(心の発達)
- 言葉を理解し、伝える力(言葉の発達)
パイロット:メルちゃんのHPより引用
こちらの研究はつまり、「お人形遊びは心と言葉の発達によいことが証明されてますから、さぁそこの親御さん、お人形(メルちゃん)買ってね!」というメッセージ笑
後半部分はともかく(私の解釈なので笑)、前半部分は、確かにそうだなと思います。
双子の会話を聞いていると、
「アカが泣いてるよ!」
「アカもお腹すいたんじゃないかな?」
「アカも混ぜてって言っているよ!」
※アカ=お人形の名前
と、お人形の気持ちを代弁して会話が成立しています。
「知育」観点からあまりフォーカスされないお人形遊びですが、「IQじゃなくEQが大事だ!!」と言われている昨今、お人形遊びはもう少し注目されても良いのかも(個人的見解)。
お人形遊びの王道は、メルちゃん
我が家のお人形は、ベビーステラ(通称アカ。アカの名前の由来は前回の記事ご参照)ですが、乳幼児向けのお人形って他にどんなものがあるのか気になりまして、調べてみました。
日本で最もポピュラーなのは、メルちゃんであることが判明。
確か児童館や保育園にあるお人形もメルちゃんであった気がします。
メルちゃんが人気な理由もよく理解出来まして、なんとこの子、ビニール製であることから、洗えるだけでなくお風呂に入ってシャンプーまで出来ちゃうという多機能…
一方で我が家にやってきた、「ベビーステラ」はというと…
ベビーステラってどんなお人形?
ベビーステラってあまり馴染みが無いというか…目にする機会がなかなか無いと思います。
ベビーグッズを売っているお店で目にする機会があまり無い理由については、この記事を読んでいただければ後々お分かりいただけると思います…
ベビーステラの特徴:海外製
ベビーステラは海外生まれ。マンハッタントーイというアメリカの玩具メーカーの商品です。マンハッタントーイといえば、スクイッシュくらいしか私は知らなかったのですが、調べてみたらベビーステラもマンハッタントーイ出身でした。
日本での正規輸入は、あのボーネルンド。
購入したい場合は、楽天やAmazonといったネット通販か、ボーネルンドのショップでの購入となります。
一般的な赤ちゃん用品売り場とかにおける取り扱いはありません。
日本ではかなりマイナーなお人形です。
ベビーステラの特徴:布製
ベビーステラの最大の特徴は、全身布製ということ。
ひと昔前はお人形といったら「おばあちゃんの手作り」といったイメージ強かったものですが、メルちゃんが日本を席巻した頃から(メルちゃんは1992年誕生。ペコリーノの幼少期はまだ広まってなかったが、その後日本で浸透)、お人形といったらビニール製が主流になってきたように思います。
▼世の中は「メルちゃん」一色
児童館や保育園に置いてあるのは、基本メルちゃんです。いざという時、気軽に丸洗いすることが出来るので、衛生面を考えると、メルちゃんが扱いやすいのかなと思います。
一方のベビーステラは、頭の先から足の先まで「布製」。子供達でお人形をシェアするのには衛生面が気になるので、「自分だけのお人形」となります。
布製の魅力は、その素朴さや持ちやすさといった所かと思います。
が、使用するにつれて汚れが段々と気になってきます。
▼赤ちゃん人形だったはずが…シミが増えて次第に「おばあちゃん人形」化。
ただこれくらいの汚れは、ハンドソープを付けて軽くたたけばとれました!
布製で中には綿が詰められているので、全身を洗うのは怖くてちょっと出来ない…
反面、メルちゃんならご飯食べさせる真似もお風呂でシャンプーするのも色々出来ちゃうので、「やっぱりメルちゃんの方が良かったかな…」と思う私なのでした…
お人形遊びにおんぶ紐は必須
▼スマホで電話をしながら、お人形のお世話をする図(母親かw)
子供がするお人形のお世話=自分がされていたことをやってあげたい気持ちの表れであるようでして、我が家の双子妹は、毎日甲斐甲斐しくお人形のお世話をしています。
大人は全く教えていないのに、お人形にお布団をかけてトントンと寝かしつけたり、「〇〇がついてるから、大丈夫だよ!」と励ましたり…
お世話の中でも特にやりたがったのが、お人形のおんぶと抱っこ。
我が家のおんぶ紐は、ばぁばの手作りの品です。お人形を購入された場合は、「抱っこ紐も遅かれ早かれ必要となる」ことを覚えておいてください!
我が家にやってきたお医者さんセットについて
前回の記事で、ベビーステラと共にお医者さんセットも我が家へやってきたことを書きました。
こちらね、1歳児が「これ、欲しい!」と一目惚れして購入に至ったものですが、多分中身が何かわからないまま、「欲しい!」といった物だと思われます(所謂、「ジャケ買い」笑)
1歳児が心奪われるカラーリングとカバン形状!こちらクライン社といってドイツのオモチャメーカーの商品で、日本だとボーネルンドのショップあるいはネット通販で購入可能。
そういえば意外と身近なお医者さん
「ごっこ遊び」といったら、おままごとがメジャーかと思います。理由は簡単、身近だから。我が家の双子は1歳前半からおままごとで遊んでいます(おままごとって本当ずっとするよね…いつ飽きるんだろう)
ただよく考えてみると、お医者さんというのも乳幼児にとっては意外と身近!
一歳半くらいで怒涛の予防接種から開放されますが、その予防接種でのお医者さんの対応を子供ってよく覚えているんですよねー
よくわからない小部屋に入る恐怖、知らないおじさんにお腹に冷たい聴診器をつけられる感覚、知らない匂い…お医者さんって赤児の五感に強烈に訴えるわ笑
お医者さんでは、注射されたり苦い薬を出されたりと、嫌な思いしかしてないはずなのですが、子供なりに「特殊なことをしている」といった一種の高揚感があるようで、言わば「ハレ」の日の出来事として鮮明に覚えています。
お医者さんごっこにもハマる
▼お医者さんに行くのは嫌だけど、「お医者さんごっこ」は大好き
一歳後半でまだ言葉がしっかり出ていない段階でも、「診察しまーす」と聴診器で診察してくれました。
お熱を測るのは保育園でもやってるのでお手のもの。「ピピするよ!」と積極的に脇に挟んできます。お医者さんセットには、「鼻の中を診察する道具」もちゃんと含まれてまして、鼻穴に突っ込まれるので注意。
また、熱の有無に限らずブスっと必ず注射されます。プラスチックの注射針の部分をグリグリ押し込んでくるもんだから、地味に痛い。
そして、お熱、鼻水の症状に関わらず最後は塗り薬で終了笑
他にも絆創膏があったりハサミ(プラスチック)があったりと、親が想像するよりもっと正確に、子供はお医者さんになりきります。
▼髪も切りたがる(5本しか無いのに…)
親が患者になる時もありますが、基本は双子同士でお医者さん・患者さんを融通(?)しあってます。
▼双子でお医者さんと助手の役割分担で、ベビーステラ人形を診察して飽きずに遊びます
お人形遊び〜まとめ〜
お人形遊びは子供の心を育むからオススメ!という研究結果をご紹介していますが、育むというより、「元々備わっている素質を存分に発揮する手段」を子供目線で提供してあげるものだと個人的には思っています。
我が家の双子の場合は、「お世話したい!」「診察したい!」の気持ちが強い性格であったらしく、ベビーステラとお医者さんセットはドンピシャでした!
ずっと飽きずに、自分たちで色んな設定をして遊んでくれるので実は親が楽なアイテムだったり…プレート遊びなども楽しくやってますが、お人形遊びの方がバラエティー豊かに遊んでいます。
もしお人形を買うかどうか迷っている場合は、「取り敢えず買うこと」を激しくオススメしたいです。
長文最後までお読みいただきありがとうございました☆
では、またねー