こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
『こどものとも』って知っていますか?
図書館の児童コーナーには必ずといって良い程置いてあるので、その存在をご存知の方も多いと思います。
これ、個人でも定期購読できます。
『こどものとも』ってこんな本
福音館書店が発行している月刊誌で、生後10ヶ月~6歳が対象。
我が家が購読しているのは、「こどものとも0.1.2.」で、
約19センチ四方のハードカバーの絵本が、毎月初め頃にポストに届きます。
▼すごく一生懸命読んでいる。でも、上下さかさま。
『こどものとも』と私
私が『こどものとも』を推す理由、それは一重に
自分が小さい時に読んでいたから。
自分が子供の時にしていたことを、自分の子供にもしてあげたいという親心。
幼子の心を鷲づかみにすれば末代までガッチリ、
まるでマクドナルドのハッピーセットのようです。
実家では、『こどものとも』から始まって『かがくのとも』まで購読していたので、絵本の量はものすごかったです。
しかも良質な絵本だった(と幼児教育を学んだ実母に判断された)ので棄てられず(実母が)、時空を超えて私の双子の下にもやってきました。
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絵本の定期購読って良いの?
以上の通り、私が『こどものとも』を推す理由には、
相当バイアスかかってます笑
でもそれとは別に、
なんらかの形で絵本を定期購読すること
これってとても良いと思うんです。
定期購読が良いと思う理由
- 成長に合った絵本が自動的に届く
- 自分では手にとらないような絵本が届く
- プレゼントが届く感覚で楽しい
育児家事ともに手抜きしたいけど質は落としたくない協会員の私みたいな人間には、
寝てればイイ感じの絵本が届くサービスって、本当助かる。
あと、
『自分では手にとらないような絵本が届く』というのも
案外ポイントで、
手抜きしたいけど拘りは強い私みたいな人間に、強制的に違う世界を見せてくれる(=自分じゃ絶対選ばないタイプの絵本も届く)。
子供は自分とは違う人間、
自分の拘りを子供に押し付けてしまうことにならなくていいですね。
一つ難癖をつけるならば、
『こどものとも』で届く本は毎回新作絵本なので、
時の洗礼をうけていない。
「現代文学を信用しないというわけじゃない。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い」
『ノルウェーの森』(村上春樹 講談社)
なので、届いた絵本を読んでみて、
玉石混合だなーっと感じることもある(でもこれも、私の拘りが生み出す主観的なものなのでしょう…)。
あと、新作であるが故に、
「赤ちゃんにおすすめの絵本○選!」
とかのランキングには出てきません。
他の人の評判とか気になるけど、気にすることが出来ない。
判断するのは貴方自身!!どーん。
出版元の『福音館書店』って何者?
『福音館書店』という名の通り、キリスト教系の書物を扱うことから始まったそうです。
1916年、カナダ人の宣教師によりキリスト教関係の図書を扱う書店として石川県金沢市で創設された「福音館」は、昭和初期に一般書籍も扱う書店に移行していきましたが、第2次世界大戦が始まり、カナダ人宣教師が日本から引き揚げるのを機に、1940年、日本人経営者に譲渡されました。
戦後、受験用問題集やキリスト教会向け冊子などの製作、販売を手がけるようになり、書店事業とともに出版活動への取り組みをはじめました。
『こどものとも』は、なんと1956年創刊だそうで。
ちなみに『こどものとも』には宗教色は全くありません。
『こどものとも』定期購読のコストはどれくらい?
2020年現在で送料込み月額590円。
高すぎない絶妙な価格設定なので、
「ばぁばから絵本を毎月プレゼントするわ」
なんて鼻息荒く持ちかけられたご家庭も多いはず。
ただ客観的に価格面だけを比較してみると、
例えば週刊東洋経済って定期購読3年だと送料込み月額420円なので、
文字数何倍だ
などと冷静に考えてはいけません。
まとめ
と、ここまで絵本について語ってきましたが、
実際のところ、我が家の1歳を過ぎた双子、
絵本まったく読まない。
絵本は好きですが、「紙のおもちゃ」と認識している様子。
母ちゃん的には読み聞かせをして、益々母ちゃんらしくなりたい所だけれど。
まぁ、毎月「紙のおもちゃ」が届くのも良いではないですか。
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