「シェフの無添つくりおき」の原価を実際に届いたメニューを元に計算してみた。割高？割安？

こんにちは、ペコリーノ（@pecccolino）です。

忙しい日々に、潤いをもたらしてくれる、シェフの無添つくりおき。

美味しくて身体に優しいお惣菜が、冷蔵の状態で自宅に届く、サービスです。

すごく有難いサービスですが！

当然ながら、無料ではありません。

シェフの無添つくりおきは、2023年10月時点において、以下の２種類のサービスを提供していまして、それぞれの価格は以下の通りです。

	価格	送料	合計
食卓サポートプラン	4,838円	990円	5,828円
食卓おまかせプラン	12,990円	990円	13,980円

※税込み表示です

この金額を、安いと感じるか高いと感じるかは、人それぞれ。

判断するにあたっては、材料費はどれくらいかが重要なファクターとなります。

（サービス利用料）－（材料費）＝サービスが提供している付加価値

となりますので、

サービスが提供している付加価値が、ご自身の基準と照らし合わせて、割安・割高・妥当、何れになるかが、肝ですね。

シェフの無添つくりおきが提供している付加価値について、客観的な事実として、以下があげられると考えます。

レシピを考える時間の節約
買出しに行く時間の節約
料理をする時間の節約
調理器具を洗う時間の節約
生ゴミを処理する時間の節約
自分で作るより品目が多いこと

これに加え、主観的な項目となりますが、以下もシェフの無添つくりおきが提供している付加価値として挙げられると思います。

節約できた時間を他のアクティビティに振り向けることが出来ることの効用
自分で作るより美味しいこと
自分で作るより身体によいこと

サービスを利用するので、自分で作るよりもコスト高となるのは当たり前。

コスト高となった部分が納得のいく価格であるかどうかが需要な判断材料となりますね！

ペコリーノ

客観的に比較検討してみましょう！

ということで。

客観的に比較検討するために、先ずはシェフの無添つくりおきの原材料費を紐解いていきたいと思います。

目次をチェック

「シェフの無添つくりおき」の原材料費を計算にあたっての前提条件
「シェフの無添つくりおき」のとある日の「食卓サポートプラン」のメニュー
「シェフの無添つくりおき」原材料費はこんな感じ！
「シェフの無添つくりおき」の”原材料”についてもう少し考えてみる…

「シェフの無添つくりおき」の原材料費を計算にあたっての前提条件

今回、私が注文した食卓サポートプランにて原材料費を計算していきます。

原材料費を計算するにあたっての基準は以下の通り。

2023年10月とある日のイトーヨーカドーのネットスーパーおよび都内小規模スーパー：まいばすけっとの販売価格（税込み）を参考にします
実際に届いたお惣菜をみて、私の目分量で使用量を推定します
原材料表記を見て手に入らない食材については、私が作ったらこんな食材で代用するかな･･･と想像して換算します。
調味料は、「出汁を自ら丁寧にとる」前提とします
価格については10円単位で四捨五入します

ペコリーノ

実際に自分で作ったら、材料費は幾らになるかな！？

それでは、詳細に見ていきましょう。

「シェフの無添つくりおき」のとある日の「食卓サポートプラン」のメニュー

メニューは以下の通りです。

～主菜～

ポークのパン粉焼き　玉ねぎと人参の特製ソース
ご飯にのせるだけのビビンバの具

～副菜～

きのこたっぷりいろいろ野菜のお浸し
レンズ豆のサラダ
エビと玉子のバターしょう油炒め

食卓サポートプランの量は公式HP において、以下のように説明されています。

■食卓サポートプラン
3人家族の夕食2回分を想定した量で、約1kgの内容となっています。
メニュー数は、主菜2種、副菜3種が届きます。
お届け日は、日・火・水・土曜日からご指定いただけます。
ご夫婦と小さなお子様1名の夕食サポートを想定しておりますが、より大人数のご家族の品数プラスアイテムとしてご利用いただいているケースも多いようです。

なので、家族の二日分の夕食メニューですね。

主菜：ポークのパン粉焼き　玉ねぎと人参の特製ソース

原材料

豚肉（デンマーク産）、トマトケチャップ、玉葱、人参、鶏ガラ出汁、パン粉、蜂蜜、にんにく、有塩バター、白ワイン、並塩、ナチュラルチーズ、オレガノ、胡椒、酵母エキス（パン酵母）

主菜：ご飯にのせるだけのビビンバの具

原材料

牛豚合い挽き肉、もやし、ほうれん草、小松菜、玉葱、人参、薄口醤油、ごま油、コチュジャン、きび糖、醸造調味料、にんにく、なたね油、ごま、並塩、生姜

副菜：レンズ豆のサラダ

原材料

レンズ豆、キャベツ、牛豚合い挽き肉、ぶなしめじ、玉葱、じゃが芋、オリーブ油、赤ピーマン、ピーマン、レモン汁、穀物酢、きび糖、ナチュラルチーズ、蜂蜜、マスタード、並塩、胡椒、酵母エキス、オレガノ

副菜：きのこたっぷりいろいろ野菜のお浸し

原材料

えのきた茸、豆苗、椎茸、油揚げ、人参、薄口しょうゆ、みりん、八方出汁、かつお節、削り節粉末、削り昆布、塩化マグネシウム（にがり）

副菜：エビと玉子のバターしょう油炒め

原材料

海老、鶏卵、長ねぎ、ピーマン、赤ピーマン、ぶなしめじ、鶏ガラ出汁、有塩バター、薄口醤油、片栗粉、なたね油、ブイヨン、並塩、胡椒

ペコリーノ

こちらを元に、いよいよ計算してみます！

「シェフの無添つくりおき」原材料費はこんな感じ！

食卓サポートプラン１回分に含まれていた、主な食材と使用量、価格は以下の通りです（※私の目分量です）

材料名	使用量	価格（税込み）
玉葱	１個	50円
人参	１本	90円
豚肉（ソテー用）	300グラム程度	850円
牛豚合いびき肉	150グラム程度	430円
しめじ	１パック	140円
しいたけ	３個	70円
レンズ豆	２缶	250円
卵	３個	90円
野菜（小松菜、ピーマン、赤ピーマン、じゃがいも、豆苗など）	少量ずつ	400円
調味料	出汁をとる前提	700円