こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
先日、保育園のママ友から「3歳になったから、七田式のワークを始めたの。たくさんプリントが届いてビックリしている!」と家庭学習事情を教えてもらいました。
七田式といったら、あの、思考するより反射神経的に答えを出すことを強要する、あの教育方法だよね…?
私の七田式教育に関する考えについては、また別の記事でまとめようと思いますが、
少なくとも私も旦那もやらなかったし(二人とも東大卒=勉強は得意。スピンオフサイト「パパも東大ママも東大!」も運営しています)、
10人くらい東大の友達に聞いてみましたが、幼い時に七田式教育を受けていたという人はいませんでした(←東大生はくもんもやらない)。
がしかし。
ママ友が始めたのは、「七田式教育」ではなく、「七田式プリント」。
こちらです。「七田式の教室に通う」ではありません。
3歳を目前に控えたこの頃って、「子供に何かワークをさせたいなぁ」という思いが強まる時期だと思います。
手当たり次第Amazonで幼児向けワークを買い集めておりました。
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幼児ポピーも受講していました。
>>>幼児ポピー「ももちゃん」はこんな家庭におススメ。実際に受講してわかったメリット・デメリットについて。
「ももちゃん」では学習量が足りなかったので、市販のワークも購入したという経緯ですが、
市販のワークについては一つ、最大の難点がありました。
それは、
本がすぐ閉じてしまうこと!!
せっかくワークに取り組もうとしても、手でしっかり押さえてないと、
すぐにパタンと閉じています(何故このような形態にしたのでしょう…><)。
これが双子を育てる我が家にはかなりの難敵でした。
私の手は2本しか無いのに、
双子のそれぞれのワークを手で押さえて、やり方まで教えなくてはならない!
という状況にとても難儀していたのです。。。
そてに、子供ってちょっとしたことにとても敏感。
ワークが曲がっていたら「書きにくいよ!」と言うし、
ワークがパタンと閉じようものなら、ケラケラ笑うし、
ワークを切り離そうものなら、切り口をずっと気にしてるし…
ワークが使いにくくて、ワークに集中できない状況になっていました。
ママ友から「七田式プリント」のワードを聞いた後に、ネットで検索しました。
内容では無く、その形態に私は一目ぼれしました。
これなら、1枚1枚剥がして子供に渡せるから、私も子供もワークに集中できるに違いない!
先ず惹かれたのは中身よりも形です笑
どうせ2歳児向けのワークなんてどのメーカーが作っていても大差無いでしょうし、
最低限のレベルの内容で良いかなー、
そんな気軽な気持ちで七田式を始めてみることにしました。
七田式プリントを始めることは決めましたが、一つ迷ったことがありました。それは・・・
七田式プリントは双子それぞれに買う?コピーする?
以下リンクを覗いていただければわかりますが、七田式プリントは「紙だけ」にしては中々のお値段がいたします。
我が家は双子。
当然ながら、二人同時にワークに取り組ませる予定でした。
ワンセットだけ購入して、カラーコピーしようかな・・・
白黒コピーの方が安いけれど、それだともう一人の子と差がついてしまうのでNG(集中力阻害要因!)。
カラーコピーでも、2セット新品を購入するより断然安い。
でも・・・母がコピーとるの面倒くさい。
コピーをとるのが面倒くさくて、母のやる気が無くなったら本末転倒ですので、悩んだ結果、全く同じものを2セット購入することにしました。
▼届いた
これが重いのなんのって、段ボールごと体重計で量ってみたら、なんと1セット5.2キロもありました・・・
2歳児が取り組むのは七田式プリントのどのタイプ?
ここでは細かくは紹介しませんが、七田式プリントは子供の成長に合わせてA、B、C・・・とレベル分けがあります。
我が家の双子は2歳10ヶ月の時点で、こちらの七田式プリントの「A」を始めることにしました。
こちら2歳半から取り組むことが出来る教材らしいのですが、うちの双子の2歳半を振り返ると、落ち着いてワークに取り組める状態では無かった気がしますので、少し遅いかもしれませんが、我が家にとっては、2歳10ヶ月が開始時でした。
七田式プリントAで届くもの、全部紹介!
先ずは段ボールを開けてみます。
▼段ボールin段ボールでした
入っていたのは、カレンダーと宣伝(七田式の他の商品)とプリントが入っている段ボール。
そして、こちらの白い段ボールを開けると・・・
▼大量のプリントが・・・
七田式プリントAは
- かず
- もじ
- ちえ
で構成されていまして、
それぞれ1ヶ月分が1冊になっています。
それぞれ10ヶ月分だから、三種類で・・・30冊!
▼A4サイズのプリント。ペリっと簡単に切り離せます(ここがサイコウ!)
▼これはプリントAが全て終わった時に行う、総仕上げプリント
▼プリントが終わればシールが貼れるというご褒美つき
七田式プリントAを子供(2歳)にやらせてみた感想
子供はプリント学習が好きだし、パパとママに教えてもらうのも好きなので、プリント学習自体を嫌がる子ってあまりいないと思うんですよね・・・
子供が楽しんで取り組めば良いと思っているので、教材の内容の良し悪しは特段気にしていないのですが、
七田式プリントだからこそ良かった!と思ったポイントが幾つかありますので、ご紹介です。
▼何度も言いますが、良いと思っているのは「七田式プリント」であって、「七田式教育」ではありません。むしろ「七田式教育」はアンチ派
七田式プリントのメリット:プリントだけに集中できる
七田式プリントを購入した最大の理由でもあるのですが、私の読みは完全に当たりました!
子供の目の前には、今やるプリント一枚だけが置いてあるので、そのプリントだけに集中出来るんです!
まるで競走馬の目隠しのように、プリント以外の他の要素が排除できています。
七田式のプリントは、1枚ずつ綺麗にはがせるようになってまして、プリントの端に付いている紙の切れ端に心を奪われてしまう、なんてこともありません。
▼パパに教えてもらいながら落ち着いて取り組む図。こんな光景は以前取り組んでいたワークでは見られなかった
七田式プリントのメリット:スタンプが良い
付属で「しちだっく」のスタンプがついてきます。
頑張った証として、スタンプを押してもらえる、という制度が良い。
これが「頑張りシール」というシステムだと、
普段やってるシール遊びを髣髴とさせるので、「うまくはれない~」だとか「もっとはりたい~」とか集中力が散漫になってしまい、
次のプリントに進むことが出来ません。
ですので、スタンプでササっと押せるのはとても良いと思います!
スタンプなら何度押しても同じ絵柄ですし、子供が気をとられることも少ないです。
七田式プリントのメリット:キャラクターが主張しすぎない
既に出てますが、七田式プリントにも「しちだっく」というキャラクターがいます。
ただ、こちら、ただのアヒルで非常に没個性的です。
各プリントにも左上に一匹いるだけで、全く主張してきません(問題文の中には全く登場しない)。
目を閉じれば忘れてしまいそう笑
でも、やはりキャラクターがあると子供は喜びますので、
子供の心はちゃんと掴んでおります。
優秀な、アヒル。
七田式プリントのメリット:4日も同じことを繰り返す
この点については、「子供が一定程度成長するとマイナス要素に変わる」と私は考えていますが(なので、プリントB、Cまでするかはわからない)、
2歳~3歳という、理解に時間がかかる年齢の子供にはピッタリだと思います。
▼同じ内容のプリントが4回分
1日目は指示通り出来なくても、二日目には指示通りに出来、三日・四日目は定着、というサイクルを繰り返します。
しかも内容は微妙に違っているので、ちゃんと指示を聞かないと解けない(「しちだっく」スタンプ押してもらえない)のも良いですね。
過度な繰り返し学習は思考停止を招くので好きでは無いのですが、
この2歳~3歳という段階においては、繰り返し学習によって出来た!の気持ちを積み上げて、徐々にステップアップする、というプロセスはとても有効だと思っています。
七田式プリント我が家の取り組み方
我が家は双子なので、もう生きているだけで集中力阻害要因がたくさんあります笑
七田式プリントに取り組む時は、こんな工夫をしています。
前日のうちに当日取り組むプリントを用意しておく
七田式プリントは、
- かず
- もじ
- ちえ
で構成されているというのは先ほど述べた通りで、
それぞれ1枚づつ、3枚のプリントが1日に学習する量です。
それなのに、
3枚のプリントは別々の冊子から切り取らなければならない。
3枚ワンセットなら、別々の冊子から切り取らせずにもうその順番で一綴りにしてくれれば良いのに、ここは合理的な理由も見つからないのでマイナスポイントですね。
プリントをあっちの冊子からこっちの冊子から用意する時間(しかも二人分)が集中力阻害要因になると思いまして、
前日に準備してクリアファイルにセットするようにしています。
七田式プリントに取り組むのは夕ご飯の後・お風呂の前
こちらは各家庭の事情に合わせていつでも良いのだと思いますが、我が家は夕ご飯の後・お風呂の前とタイミングを決めています。
一度、七田式プリントをするのを忘れてお風呂に入れようとしたら、
「ママ、しちだっくやってないよ!」
指摘されました笑
子供には時間の概念があまりないので、7時とか8時とか時間で決めるのではなく、「何かをする前」や「何かをする後」といった形でタイミングを揃えるのが良いと思います。
もうたぶん子供にとって「しちだっくをしないでお風呂に入るのは気持ち悪い」んだと思う笑
七田式プリントは良いと思う
以上のとおり、七田式教育には拒否反応を示してしまう私ですが、「七田式プリント」は2歳・3歳にはとても良いプリントワークだと思っています!
少しお値段はしますが、他に似たようなワークは市販されてませんし、一度購入してしまえば、親の立場としてはその後数ヶ月は何も考える必要無く、ただ淡々と毎日のプリントを進めるうちに子供が成長してくれる、という点も気軽です。
最初にワークがたくさん(5キロ!)送られてきますが、逆に言うと毎月小出しに届くのを受け取る手間も無いわけで、月間の通信教育よりも楽かと思われました。
あ、一つ大事なことを言い忘れていました。
こちらのワーク、親が手取り足取り教えて進める必要があります。
まだ2歳・3歳、字読めないですもんね笑
忙しいパパさんママさんでも「教えること以外の余計なこと」に捕らわれることなく、ササっと一緒に取り組んで最大の成果を出せる、そんなメリットが七田式プリントにはあるのだと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
七田式プリントについてはまたちょくちょく記事にしますね!
では、またねー
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