こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
先日、子供を連れて実家に帰省した際に、じぃじがほくほく顔で押入れから段ボール箱を出してきました。
その中身は…
サンダーバード!!!
サンダーバードって、私(アラフォー)は馴染みあるのですが、皆さん知ってますか?
▼個人的には2号が好きでした
サンダーバード~♪ちゃちゃちゃちゃちゃらちゃららん♪
青くひかる 広い宇宙へ
行け!風をまいて~♪
の主題歌が聞こえてきます。
私の子供時代(つまり、30年以上前)の、父との思い出。
調べてみますと、日本でサンダーバードがの放送が開始されたのは、今から60年ほど前(1965年)のことだったようです。
つまり、間もなく70歳を迎えようとする私が幼少期に夢中になった、テレビドラマだったということですね。
まだ少年だった私の父は、テレビに釘付けだったに違いありません。
実家にはVHSに録画されたサンダーバードがありまして(黒い四角い箱タイプのビデオテープ。今じゃ、信じられないでしょ?)、
それでよくサンダーバードの人形劇を見せられた記憶があります。
というか、父が見ているのを横で一緒に見ていた、という表現が正しい?
そんな感じで、私の幼少期に買い与えられたおもちゃの一つが、サンダーバードでした。
今思うと、当時の子供向けの玩具というより、完全に父の趣味だったのですね…。
30年以上ガレージに置かれ忘れ去られていたサンダーバードですが、私に子供が産まれたことで、再び日の目を見ることとなったのです。
写真のような、大きめのジオラマもありました。
まだ幼かった私は、そのギミックの精巧さがけっこう気に入っていました。ご近所さんの庭に生えていたコケをいただいて、ジオラマに配置した記憶があります。
▼国際救助隊のフィギュアまでありました
およそ30年の時を経て、じぃじから孫へと、サンダーバードの英才教育が成されていました笑
サンダーバードの特徴を孫に教えるじぃさん、やっぱり詳しかったな~、そしてとても嬉しそうだった。
私は認識なかったのですが、2022年にサンダーバードの新作がクラウドファンディングにより実現したらしいです。やはりコアなファンがいるらしい…
それにしてもサンダーバード、テレビで再放送したら良いのに、何でしないんですかねー?
子供向けのテレビ番組としてとても素晴らしいと思うのですが…。物語の設定も、映像も、音楽も心に響くものがあります。
こんな不朽の名作があるのだから、何度も繰り返せば良いのに!と思うのですが、版権の問題とか色々難しいんでしょうね…。
最近のアニメの、物を売ろうとする姿勢が個人的には好きになれません。「どんなグッズを販売できるか」から物語の構想が始まっている気さえする。なんで変身するのに、リップクリームが必要なんだ…笑
良質な物というのは、多分に個人の価値判断の問題となるので難しいのですが、
それを判断する基準として、クラシックとなっているかは一つの目安となると思っています。
村上春樹流に言えば、
「時の洗礼を受けている」かどうか。
絵本にせよおもちゃにせよ、クラシックなものというのは、バランスがとれていて美しい…
今から30年ほど前に、せっせと私と兄にサンダーバード教育を施した父は、
サンダーバードが不朽の名作だと信じて止まなかったのでしょうね。
「子供にも伝えてあげたいと思う気持ち」がたくさん集まると、不朽の名作になってくのかな?
ピアノの先生が「坂本龍一は、いずれクラシックになる人ですから」と言っていたのを思い出しました。
私の幼少期も色んなアニメを見た気がしますが(セーラームーンとか?他はあまり覚えていない)、
私が「子供にも伝えてあげたい」と思うのは、ジブリくらいですね。
ナウシカなんて、もう何度みてるだろうか…ジブリ以外のアニメは、内容全く覚えてないです。私の眼に映像は入ったものの、脳には記憶として認識されなかったらしい。
子供が小さい時間はあっという間。
子供が親の言うことを素直に聞いてくれる時間もほんの少し。
そんな限られた時間の中で、何を子供と一緒に体験するべきか、自分なりの基準の持ち方に気付かせてくれた出来事でした。
▼まぁ、そんな小難しいこと抜きにして、楽しければいいよ!by双子兄
では、本日はこの辺りで。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました☆
では、またねー