こんにちは、ペコリーノ(@pecccolino)です。
私は双子の妊娠期間中、切迫早産のため、なんと3ヶ月も病院に入院して点滴生活をしていました。
切迫早産のため、基本寝た状態で起き上がるのはNG。個室だったので好き放題出来たものの(個室しかない病院だったので差額ベット代はかからず)、それでも暇で暇でしょうがなかったです。
今思い返せは、「この時こんな勉強をしていたら…」とかあるのですが、何せ当時は赤ちゃんが無事に生まれてくるのか不安でたまらなかった。
何か集中して物事に取り組めるような気分でもなく、一方で、何か夢中になっていないと一日が長すぎて辛い…
そんな中で良い気分転換というか、時間つぶしになったのが編み物でした。
一応当時は、生まれてくる子供のためという大義名分もあり、夢中になることが出来ました。
今回は、私が入院期間中に夢中になった編み物で参考にした本と、実際に出来た作品と、生まれてからの活用方法についてのお話です。
初めての編み物:私が購入した本
どの本を参考に編み物をするか、とても迷いました!!
手先は器用な方ではあるものの、編み物についてはド初心者の私。しかも、入院中なので横になった姿勢でも編めなくてはならないため、棒針編みはNG。
- かぎ針編みであること
- 幅広い作品を作ることが出来ること
を追い求めた結果、以下の本に出会いました。
本の中身の紹介は著作権の問題があるので、写真を載せることが出来ないのですが…
初めてかぎ針編みに挑戦する方向けに、懇切丁寧な解説がされています!
ココがおすすめ
- 編み方を、写真だけで無くイラストでも解説
- 面倒な糸の処理方法について、色違いの糸を用いてわかり易く解説
- 難しい工程は無いのに、出来た作品はとても手が込んでいるように見える
- 本が見開きの状態で置けて見やすい
- この本一冊で完結する(=ネットで手順を検索、等が不要!)
等が特徴かなと思っていまして、個人的には満点。
初めての編み物:本の他に購入したもの
赤ちゃんが使うものだから良き素材のものを…ということで、赤ちゃん専用の毛糸を購入。
ハマナカ毛糸が鉄板ですね。
赤ちゃん向けに淡いパステルカラーが豊富なのが良いです。
我が家は男女の双子ちゃんが生まれてくる!予定だったので、途中で性別変わったらどうしようとドキドキしながら(特に女の子の方笑)、グリーンを男の子用、ピンクを女の子用と考えて購入しました。
▼ハマナカの「かわいい赤ちゃん」シリーズはコットン100%なのでこれに決まりです
私はこちらのシリーズを、グリーンを5玉、ピンクを5玉、ホワイトを3玉購入しました。
あとは細かいものでは、”かぎ針”と”ニット用のとじ針”も購入しました。これは糸の太さによって適切な大きさが異なるものとなります。毛糸のパッケージに「この糸は○○番の針が適してますよ!」と基本的には書いてあるので、それに従うが吉です◎
初めての編み物:3ヶ月の入院で出来た作品群のご紹介
編み物全く初めての私でしたが、この本の指示に従って作りましたら、こんな作品群が出来上がりました。
おくるみ
赤ちゃんの定番!我が家の双子は冬生まれだったので、布団代わりに重宝しました。
▼とにかく色々な布に包まれて寝る図笑
先に紹介した毛糸の他にも幾つか毛糸を購入しました。
とにかく時間がありましたので、こんな大作も出来ました…2種類とも先に紹介した書籍の通りに作っています。モチーフ編みの方は特に時間がかかったような…
▼外出時はマフラー代わりに使用
帽子
もうこれはね、子供達には不評で不評でたまりませんでしたよ!!
被せた途端に嫌がって取り去りました。
こちらは唯一残る軌跡の一枚。
旦那氏からは「虐待だ、やめてあげて」と言われたので、この後出番は無かったです…
ベビーシューズ
こちらは帽子と比べると子供達に受け入れられたアイテム。
しかし赤子が過ごすのは温かい部屋の中。
しかも、動かない時期だったので、靴下履かせるくらいならお布団かけるわ、ということで、出番は写真撮影の時のみ笑
▼男の子の方は飾りをボンボリで
▼女の子の方は飾りをお花モチーフにしました
ベスト
作った作品群の中では、こちらが一番使用頻度が高かったです!実際よく着せていました。
しかし、そこはかとなく漂う昭和感…
令和の御世と言いますのに、昭和感漂う赤児が家の中を闊歩していたのでした…
▼産まれてすぐの頃はブカブカだった
▼一年もするとピッタリサイズに
こちら、先に紹介したハマナカ毛糸で作ってるので、洗濯機でもガンガン洗うことが出来ました。良い物は耐久性もバツグンです。
ボール
こちらは2歳の今も現役で使用されています(他のグッズはサイズアウト)。
ベストや帽子を作った後に余った毛糸を利用しました。グリーン、ピンク、ホワイトで色を変えて作ったところがポイント。中には手芸用の綿を入れています。
夢中になって作った赤ちゃんの編み物。その後は…?
実際に自分で作り、子供に着せてみた私だからこそ、敢えて言います。
赤ちゃんに手編みのグッズは不向き。
もちろんガンガン洗えるんですけど、干すときに平干しにしたりだとかが面倒くさくて、なーんかやっぱり市販品が楽だなぁと思いました。
おくるみも頑張って編みましたが、若干重かったりしまして…
おくるみならエイデンアンドアネイに限ります。
がしかし、
赤児の誕生を待ちわびながら少しずつ編み上げた時間はプライスレス。
作ったグッズはもうサイズアウトしてますが、もちろん捨てずにとってあります。
いつか子供達が大きくなったら、「ママは入院してこれをずっと編んでたんだよ」とか、「あなたたちの”あんよ”はこんなサイズだった」とか、そんなお話が出来ることを楽しみにしています。
以上、赤児を待ちわびる編み物のお話でした。
では、またねー