こんにちは、ペコリーノです。
突然ですが、ピタゴラスってご存知ですか?
私、ピタゴラスといったら、教育テレビのピタゴラスイッチが頭に浮かびまして、なんやらそれに関係する知育玩具かなと思ってたのですが(30代の方はみんなそうよね?)、それは関係なくてですね…(あ、ピタゴラスの定理とかもありましたねw)
マグネットが内蔵されたプレートの知育玩具で、マグフォーマー、マグビルドと並んでマグネットパズルの三大巨頭である模様。
そしてその対象年齢は広く、なんと1歳〜6歳!

幅広い年齢で遊べるといっても、実際のところどうなのか気になりませんか?
私は、自分の子の遊び方が正しいのか(月齢に比べて遅れていないか)気になったりしてしまいまして、「ピタゴラス 1歳○ヶ月 作品」なんてよく検索していました(あまり解は得られなかったけど…)
私のように「同じくらいの月齢の子はどんな遊びをしてるんだろう…」と気になる親御さんも多いと思いますので、
子供の成長をピタゴラスと共に振り返る〜ペコリーノ家の場合〜をご紹介です!
ピタゴラス:11ヶ月時の遊び方と作品
生後11ヶ月の時に家にやってきたピタゴラス。
実母が「あなたの姪ちゃんもずっと遊んでいたから絶対長く使えるはず!」と半ば強引にプレゼントしてくれました。
私自身は”ピタゴラスって何??”と当時その存在を全く知りませんでした。(その後いろいろ調べて、同じようなマグネットプレートの知育玩具に、マグフォーマーやマルマルといった物があることを知ります)
実母は色々調べていて、ピタゴラスにも1才から使えるシリーズがあるという情報も入手していました。散々悩んだようですが、一番ベーシックと思われるひらめきのプレートをプレゼントしてくれました。
▼我が家にやってきたピタゴラスはこちら。1歳半以上が対象年齢
こうして、初めてピタゴラスのプレートを目にした双子。
が、塩対応半端無い笑
▼左の双子兄はバチを振り回し、右の双子妹は舐めていました
時を同じくして我が家にやってきた木琴に心奪われ、どちらかというと小さなプレートには興味を示さないのでありました…
絵本みたいに顔が書いてあるわけでも無い、つまんない謎なやつ。当時(生後11ヶ月時)はマグネットが入っていて、パチッパチッとくっつくことには全く興味を示すことなく塩対応でした!
せっかくいただいたので、取り敢えず数枚のプレートをお供え…
「よくわからんやつ来たけど、つまらんから無視!」と、双子の反応はこんなもんでしたが、まぁ誤飲の心配は無いので、オモチャ箱ひっくり返した時に出てくる要員として、オモチャ箱には常に入れておきました。

ピタゴラス:1歳の遊び方と作品
当時はつかまり立ちが上手になって、少しずつヨチヨチ歩きを始めた時期。
ピタゴラスを手に持ちながらよろめきながら歩く姿がめっちゃ危険でした!特に尖った二等辺三角形のパーツなんて、転んだ際に斧よろしくベビーマットに突き刺さってましたので「こりゃいかん」と角がするどいパーツは隠しておくことにしました。
もちろんピタゴラスの角は面取り(?)してあるのでめっちゃくちゃ危険、という訳ではないんですが、酔っ払いみたいに歩く子供が手にしてるのは危険ですね…

ちなみに、対象年齢にあったこちらの製品なんかは、そういった鋭利なパーツが無いです。
▼当時使うなら、こっちの方が良かったかもしれない
そして1歳児がピタゴラスでどう遊んでいたかと言うと、もっぱら舐める専門。
▼嗚呼、ムチムチの手足が懐かしいなぁ
ピタゴラスは磁石が内蔵されてますが、出てくることは無いのでその点は安心ではありました。
ちなみにピタゴラス、1歳児でも簡単にパーツを外すことが出来ます。
1歳児は取り敢えず散らかすも、元に戻すことは出来ませんでした。
なので、オモチャとしては、ピタゴラスじゃなくても何でも良かった感じですね笑
ピタゴラス:1歳1ヶ月の遊び方と作品
ピタゴラスってまだまだ遊べないのかなー、一旦しまっておこうかな…と考えていたある日、目を疑う出来事が。
目を離した隙にこんなモザイク画が作られていました!!
▼あまりにも驚いたので、ちゃんと写真に残しておきました◎
…作ってる所見たかった…!
その後これ程の巨大なモザイク画には暫く出会うことはありませんでした。
でもねこれ、1歳1ヶ月過ぎ頃からよく作る(?)ようになったんですが、ほんと偶然の産物で、ピタゴラスのプレートを散らかした、その過程で出来たっぽいです。

隣り合うプレートの辺の長さはマチマチであることから、この月齢ではあまり「長さ」という概念が無いことが判ります。
ピタゴラス:1歳2ヶ月の遊び方と作品
うーん、ピタゴラスの特徴を活かした遊びとはならず、です。
まだ舐めて、舐めて、舐めまくるにお忙しいようで笑
▼歯固めのように使われるピタゴラス
他に手持ちのおもちゃと組み合わせて意図的に遊ぶ、というのも未だ出来ない段階らしく、ピタゴラスの登場はおもちゃ箱をひっくり返した時でした笑
▼他のおもちゃとの区別も曖昧
ピタゴラス:1歳4ヶ月の遊び方と作品
正直、ピタゴラスではあまり遊んでいません。
他のオモチャを導入したりもしてまして、この時期は他のオモチャの方がウケてました。
▼双子妹(右)が遊んでいるのはウッディ・プッディの「つみきの王国」。定番よね。
棒にリングを通すおもちゃはこんなに遊ばれているのに、ピタゴラスは床に散乱、横で双子兄はでんぐり返し(?)の練習、というカオス。
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1歳半検診の積み木対策に!桐で出来た積み木、キリコロが素晴らしい件。
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また、もう少し後の時期に導入したレゴデュプロはよく遊んでいました。デュプロは積み木に近いものがあるようで、すんなりと遊べていました。

ピタゴラス:1歳11ヶ月の遊び方と作品
この辺りから徐々にピタゴラスが市民権を得てきます…
一年かかったな笑
遊び方としては、重なった数枚のプレートを一枚一枚剥がし、また戻すという遊びの繰り返し。カチャッカチャッと音がするのも楽しいようでした。
▼面白さに気付き、黙々と繰り返すように

ピタゴラスは磁石が内蔵されているのでプレートとプレートがピタッとくっつく(そしてそれが気持ちいい)のですが、この時になってやっとその面白さに気付いたようで、夢中になってつけたり外したりを繰り返すようになりました。
もしこれを大人がやっていたら一定程度の恐怖を感じそうですね笑
ちなみに、ピタゴラスは磁力がほどほどなので、生後11ヶ月の子でも磁石を容易に外すことが出来ます!(我が家の双子は生後11ヶ月時、そんな遊びはしなかったけどw)
ピタゴラス:2歳の遊び方と作品
この頃には遊び方に大分変化が出てきまして…
ピタゴラスを平面に並べるのを繰り返すようになりました。
以前は、ただ雑然と並べていたピタゴラス。
▼1歳1ヶ月
それが、
同じ長さの辺同士を並べることに拘りを持つようになりました。
▼お風呂から出てすぐに、さっきの続きを再開する図(2歳ホヤホヤ)。辛うじてオムツを履かせた。
まだ目測で「これ、長さ一緒だな」と測ってから並べることはできないようで、三角形と正方形(それぞれ長さ違う)を並べた後に、これ違った!!と並べ替えておりました。
そしてこの時期から、日々の遊びにしめるピタゴラスの時間が増えてくるようになります…
ピタゴラス:2歳1ヶ月の遊び方と作品
もう、並べるのに夢中。
他のオモチャそっちのけで、ピタゴラスを、くっつけて、外して、並べてを何回も繰り返していました。
この頃には大きな正方形には小さな正方形2枚がピッタリくっつくことを発見。
▼2枚がパチッとくっついたことに狂喜乱舞する姿を激写
ひょっとしたら平面だけでなく立体でも遊ぶかなー、と思い、正方形を6つ繋げて立方体を作って渡してあげました。とても喜びましたが、まだ力加減がわからないようで、立方体を持ち上げては崩して、を繰り返しました。
崩した後、自分では立方体を作ることが出来ないので、泣くわ泣くわ…

ちなみに、箱状のもの=お家だそうで、「お家作って!」といつもねだられました。
ピタゴラス:2歳2ヶ月の遊び方と作品
まだ遊びは平面の段階ですが、三角形のパーツも組み合わせるようになりました。
▼またまたお風呂から上がりたて。お風呂に入る前に作った作品を急いで確かめている。
でも、三角形のパーツについては、辺の長さが合ってませんね。

モザイク画はこのように規模が巨大化しました。
ピタゴラス:2歳5ヶ月の遊び方と作品
この頃には立体を作れるようになりました。
▼大きい正方形を組み合わせての「お家」作り
立体の作り方について、ゆっくり手順を教えてあげたら、コツを掴んだようで直ぐに出来るようになりました!
それまでは、”まだ出来ないだろう…”と立方体は親がササっと作っていたのですが、いつの間にか力加減なども身につけていたようです…

そして、その後の展開が早い!!
もう立体は難なく作ることができて、立体を作る度に「ばぁばのお家」と主張。
▼三角形で屋根を作る技術も習得
▼力加減もわかってきたようで二人で協力してパネル(?)を作ることもあった
二人とも、ピタゴラスの虜になってきました。
ピタゴラス:2歳6ヶ月の遊び方と作品
この頃は、トミカと合わせて車庫を作ることにも夢中になっていました。
そう。ピタゴラスは他のオモチャとの愛称が良いんです!ピタゴラスはデコボコや穴が無いので、線路や道路に見立てて遊ぶことが可能なので、めちゃくちゃウケておりました。
▼ピタゴラスの上をシューっと走らせることが可能
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▼車庫作りに忙しい
▼やっぱり車庫
上につなげて立体駐車場を作ることもありました。ただ、ピタゴラスの磁石はそこまで強くないので、乗せられるクルマの量には限りがありまして、2歳児は苦戦しておりました…
ちなみに、我が家にやってきたピタゴラスのセットはこちらです。
このセットに含まれる平面パーツは
- 小さい正方形
- 大きい正方形
- 正三角形
- 直角二等辺三角形
- 二等辺三角形
と5種類なのですが、この時期に夢中で遊んでいたのは、大小の正方形パーツ。
三角形は構造物の一部では無く、飾りとして使われること多いこともあり、2歳児の遊びにおける登場頻度は低めでした。

とこんな感じで、2歳6ヶ月になると、ピタゴラスを使った遊びがダイナミックになってきました。
と同時に明らかにパーツが足りなくなってきました…
全く同じ物を購入するのもアレかなと思いまして、違うシリーズを購入しました。こちらは小さい正方形のパーツが大目。
パーツが増えたことで作品も大きくなり…
▼これくらいは一瞬で作る。そしてこれを崩すのもお楽しみ…
パーツが追加されたので、もう暫くピタゴラスに夢中になることでしょう…
ピタゴラスの個別の製品の内容については、また別記事でレビューしようと思います。
ピタゴラスと成長の記録~まとめ~
結論から言うと!やっぱりピタゴラス(平面のプレート)を1歳児が使いこなすのは難しかったかもしれません(我が家の場合)
でも、ある日突然使うようになるので、2歳前にはピタゴラスを入手しておくのはおススメな気がします。
2歳を過ぎて、「スタメンおもちゃ中の背番号4番」くらいに成り上がったピタゴラス。
今後もピタゴラスを通じてどんな成長の過程を見せてくれるか楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
では、またねー