こんにちは、ペコリーノです。
双子妹は2歳、双子兄は3歳からピアノを始めました。
4歳時点において経験した発表会は既に2回。
>>>我が家のピアノ遍歴についてはこちら
発表会は「人前で弾く」ことに慣れるという点で、とても貴重な機会です。
でも、それ以上に、「発表会という目標に向かって一生懸命頑張る」という経験が、
子供をとても成長させるように感じています。
秋口に2回目の発表会が終わり、さあ暇になってしまった冬。
先生のすすめで、ピティナステップに参加してみることにしました。
ピティナステップとは、あの、日本のピアニストの登竜門の一つとされるピティナ(←有名なのはコンクールの方)という団体が主催する、
発表の場です。
参加者の間で順位をつけられるコンクールでは無く、絶対評価として、今のピアノのレベルを先生方に判定・アドバイスをいただくという場です。
発表会ですね。
私自身、初めて参加するピティナピアノステップ。1度目は勝手がわからず緊張してしまいました!
今回の記事では、4歳・年中児が始めてピティナピアノステップに参加した様子を、当日の進行や個人的感想を織り交ぜて書いていきたいと思います。
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- ピアノステップはしょっちゅう開催されている。ただし人気の会場はすぐ満席に
- ピティナピアノステップは、今の実力にあった課題曲(+自由曲)を演奏する
- ピティナピアノステップの受験票は2週間くらい前に届く。そこで出場の時間がわかる
- とりあえず、受付時間に会場についていれば、全てオーケー
- ピアノステップ、どんな格好で出れば良いの?
- ピアノステップは、出演番号順にピアノの前に座って、一人出番を待つ
- ピアノステップの「60字コメント」はちゃんと書くこと!
- ピアノステップは、発表会よりも「親参加型」かも
- 名前・曲の紹介→お辞儀→60文字コメントの紹介→弾くの順
- 自分が参加する部の演奏は全部聴く→終わるとすぐにフィードバックもらえる→解散!
- ピティナピアノステップに参加した、個人的感想。やはりお金のモンダイ
ピアノステップはしょっちゅう開催されている。ただし人気の会場はすぐ満席に
まず驚いたのが、ピティナピアノステップの開催日程の多さ!
コンクールなんかだと1年に1回の開催、それに向けて1年間の練習の成果をぶつける!なんて感じですが、
ピティナピアノステップはしょっちゅう開催されていまして、
エントリーしてお金を払いさえすれば、毎週参加し続けることだって可能です。
我が家は都内に住んでいますので、都内開催のピアノステップへの参加を検討しました。
家からのアクセスのし易さを第一に考えて、会場選びです。
どの会場を選ぶかで、本番の日程が決まってきます。
ただ、人気の会場はピアノステップの日程発表後直ぐに満席になってしまうようで、
カワイの表参道なんて割りとすぐに定員になってしまうそう。
ピアノの先生とピアノステップで弾く曲を決めながら、どの会場のピアノステップにエントリーするか(つまり、本番をいつにするか)を決めました。
ピティナピアノステップは、今の実力にあった課題曲(+自由曲)を演奏する
ピティナピアノステップの課題曲の多いこと多いこと!
ピアノの先生が、今の子供の実力にあったレベルの課題曲を選定してくれることと思います。
私が幼少期に参加したコンクールだと、当然ながら課題曲は数曲の範囲内から選ばなくてはならなかったので、驚きました(ありすぎて迷うわ…ピアノの先生が決めてくれるけどね)。
課題曲に加え、自由曲を弾くことも可能。
自由曲だけ演奏することも可能。
けっこう何でもアリ(よく言えば融通が効く)のが、ピアノステップです。
コンクールみたいなピリピリした雰囲気とは違って、親も何となくリラックスしているように見えました(コンクールに参加する子の親の形相はヤヴァイ)。
ピアノステップへのエントリーが完了したら、後は練習あるのみ…
ピティナピアノステップの受験票は2週間くらい前に届く。そこで出場の時間がわかる
エントリーはしたものの、当日どんな風になるのだろう…と不安に感じていましたが、本番の2週間ほど前に郵送で受験票が自宅に届きまして、これでやっと全容を把握することが出来ます。
上の写真は、同じ時期に別会場にエントリーした、双子(兄)と双子(妹)のそれぞれの受験票なのですが、会場によってスケジュールが全く異なります。
第1部とか第2部とかありますが、レベル別で部が分けられているのでは無いようで、それぞれの部内で、始めたばかりの子~経験豊富な社会人までが一緒に参加します。
絶対評価だからこそ、成せる技。
お金を積めば、午前中の部に参加することを希望することも可能です。
とりあえず、受付時間に会場についていれば、全てオーケー
初めてで全く勝手がわからない!
でも大丈夫、受付時間内に会場に到着して、受付しておけば、後は係の人が指示してくれます(焦る必要なし!)。
発表会などと違うところは、
- 控え室なし(なので、着替える所がトイレしかない)
- 花束NG
- 自分の子だけ撮影OK
- 足台やピアノの椅子の設置は親が行う
- 演奏の前にエピソード披露あり
とこんな感じ(後ほど詳しくご紹介)。
案ずることはありません^^
ピアノステップ、どんな格好で出れば良いの?
これ驚いたのですが!
みんな、ドレスぅ~~~!!!
「綺麗めの格好」というのは少数派。女の子はみんなヒラヒラしたドレスでした。
ピアノの実力を見せる場だよね!と一瞬普段着で参加することが頭をよぎっていた私ですが、発表会で着せたドレスで出て正解。
普段着で出たら、子供に可哀想な思いをさせるところでした…
まぁ、ピアノの先生としては、「発表会じゃないのに、みんなすごい格好で出てますよね」と少々否定的ではありましたが…笑
私的には、発表会のドレスの使いまわしが出来て満足でした!
ドレス着てないと、逆に目立ちます(白目)。
男の子は無地のシャツに控えめな柄のズボンだったら何でも良さそうな感じ。男って楽だわぁ…
ピアノステップは、出演番号順にピアノの前に座って、一人出番を待つ
前の方に設置されている椅子が出演者専用の椅子になっていまして、番号が付けられています。
自分の出演番号の椅子に、子供が一人で座ります。
なので、「ママと離れられない!」ほどの幼い子の参加は難しいです。
まぁ、子供たちは皆ちらちらとママの方を振り返っていました笑
ピアノステップの「60字コメント」はちゃんと書くこと!
ピティナピアノステップ、こんな粋な計らい(?)があります。
「60字コメント」
これ、任意記載ではなく、必須記載です。
何故なら、演奏前にその場でアナウンスで発表されちゃうから。
これはピアノの練習と並ぶくらい重要な事前準備ですね。
受付時にこちらの60字コメントを提出するのですが、白紙だったら恐らく書くことを求められることでしょう…
悪いことは言いません、書いていきましょう。
ピアノステップに参加していた子のコメントを聞くと、大体内容はこんな感じ。
- いつからピアノを始めたか(ピアノを始めてどれくらいになるか)
- 今回弾く曲で頑張ったところ
- コンクール前なので辛口コメントください!
- ここが上手く弾けないが、どうすれば良いかアドバイスが欲しい
なかなか60字に詰め込むのは難しいと思うのですが、みなさん趣向を凝らされていました(なので、要点のみに絞った唐突感あるコメントも有り。しょうがない)。
ピアノステップは、発表会よりも「親参加型」かも
割と自由に写真を撮ることが出来(ピアノの前でピースとか)、また、自分の子の演奏の番においては、子供が座っていた椅子(つまり前の方)が空くので、そこに座って動画・写真撮り放題。
ピアノの発表会では、本番中はカメラNGなので、より緩い雰囲気です。
小さい子だと、足置きを使ったり椅子の調整が必要だったりするのですが、親がします。
発表会だと、ピアノの先生と子供のみがステージに上がりますので、親は観客席から見ていることしか出来ない…
ピアノステップでは、小声で「頑張ってね」と子供にささやくことも可能。
逆に言うと、親自身がピアノの椅子や足台の高さが、自分の子供にどれくらいが適しているか知っていなくてはならないのです。
これ、意外と把握していないもんです。私は適当なセッティングにしてしまい(私も緊張してたし)、子供が弾きづらそうにしている姿をみて、(やっちまったな!)と反省しました。。
名前・曲の紹介→お辞儀→60文字コメントの紹介→弾くの順
当然ながら発表の場なので、観客の皆さんに向けてお辞儀をします。
60文字コメントの紹介が終わると、「よろしくお願いします」と言われて、やっと弾く感じ。
発表会ではお辞儀した後にすぐ弾くと思いますので、事前に子供に「こんなお話があるから弾くのは終わってからね」と60字コメントの内容を伝えておいた方が良いかもしれません(サプライズにすることも出来るけど、たぶんこれは要らんサプライズ)。
自分が参加する部の演奏は全部聴く→終わるとすぐにフィードバックもらえる→解散!
自分の子供の演奏終了後は、基本的にはそのまま会場に留まり、他の方の演奏を聞きます。
参加する部単位で、全員の演奏が終わると割りとすぐに審査員の方のコメントが纏められまして、
受付でもらうことが出来ます。
子供が参加した会は、3人の審査員の先生方がいまして、それぞれ写真のようなコメントと、S・A・B・C・Dの評価を受けます。
残念ながらS評価とはならなかった!
Aということで、まぁ、「普通によく弾けました」ということなんでしょう。
次回参加時は、S評価まで仕上げていきたいな~
これらの紙が茶封筒に入れられて渡されまして、後は流れ解散さようなら!といった感じ。
写真のようなフィードバックの紙がその場で渡されますので、A4サイズが入るバッグを持参する必要があります。
また、初回参加時に以下の写真のようなピティナパスポートというのが発行されます。次回以降はこちらのピティナパスポートを持参するそうな。
ピティナピアノステップに参加した、個人的感想。やはりお金のモンダイ
参加しないよりは、当然、参加した方が良いと思う。でもお金もかかるよ。
とまぁ、冷静に評価すると、そんな感じ。
2分も無い演奏でも、一回の参加費1万円近くするのよ。
今回ピティナピアノステップに参加してみて、またグンとピアノは上達したので、当然「効果」はあったのだと思いますが、
別に審査員の方のコメントとか評価って何かに繋がるものでも無いし、
純粋に「発表の場」を求めて、参加するものだと感じました。
子供にピアノを上達させたい親のニーズを見事にとらえたイベントだなと思います。
あ、でも、審査員の方のトークショーがなかなか興味深く、素敵なピアノも聴かせてもらえたので、参加費少しは回収できたかな笑
このピアノステップ、何回か参加すると表彰してもらえるのですが、私には「ピティナにこんなにお金を払ってくれて有難うで賞」にしか聞こえなかった笑
100回以上参加している方もいるようで…(白目)。
でもピアノって本当、人に聞いてもらってナンボの世界でもある。
コンクールで順位付けされるのは嫌だけど、人前で弾くのは楽しいものね。
私自身は幼少期、コンクールに出るのが楽しい気持ち半分・嫌な気持ち半分だったりしたので、
ピアノステップのように、ピアノを発表することに集中出来る場って、子供にとっては(親にとっても)気軽だろうなぁ、とは感じました。
と思いつつも…ピアノステップは、皆がそれぞれ違ったレベルの異なる曲を弾くので、横比較というのは出来ません。
一方で、コンクールでは、「あの子と比べて自分の演奏はどうだった」と相対的な比較が出来るので、
それが練習するドライバーになる子もいれば、自信を無くす子もいるのだと思う。
私はコンクールに出るといつも表彰されていたので、それでどんどん自信をつけていったタイプでした。
次回は小規模で良いのでコンクールに出てみて、自分の子に合う/合わないを見てみたいと考えています!
では、今回の記事はこの辺りで。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました☆
では、またねー
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