こんにちは、ペコリーノです。
我が家の双子兄が「ピタゴラス狂」であることは、この間の記事に書いた通りですが、
一つ思うことがあります。
本当に、ピタゴラスで良かったのだろうか?
というのも、私は当時”知育”には疎くて(双子の育児が大変すぎた)、特に何も考えることなく、実母からもらったピタゴラスを子供に与え、子供はそれで成長しました。
▼1歳前に我が家にやってきたピタゴラス
以前の記事(→ピタゴラスは何歳から遊べる?我が家の場合を子供の成長と共に振り返ります。)にも書いてあります通り、
我が家の双子の成長(特に双子兄)には欠かせない知育アイテムであったピタゴラスなので、人に勧めたい気持ちはとても強いのですが、
他のマグネットプレートを知らずして手放しで勧めるのはいかがなものか?と思い始めてしまいました。
なので、ちゃんと調べてみました。

今回比較しましたのは、マグ・フォーマー、ピタゴラス、マグビルドです。
それぞれのメーカーで様々な商品ラインアップがありますが、最も人気がある(ベーシック)と思われる以下の3つの商品をピックアップし、比較しました。
▼マグ・フォーマー
▼ピタゴラス
▼マグビルド

では、早速ですが、以下比較していきたいと思います。
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドをメーカーで比較
- マグ・フォーマー・・・ジム・ワールド(ボーネルンド)
- ピタゴラス・・・ピープル
- マグビルド・・・キットウェル
マグ・フォーマー・・・ジム・ワールド(ボーネルンド)
マグ・フォーマーはあの、泣く子も黙る(?)ボーネルンド製です!
ただ、ボーネルンドって謂わば”おもちゃのセレクトショプ”なので、実際のメーカーがボーネルンドという訳では無い、という点には注意が必要。
ボーネルンドで取り扱われている=ボーネルンドのお墨付き!
というのは安心感があるのですが、元々の製造元である「ジム・ワールド」に関する情報は、いくら調べても出てこないのはちょっと気持ち悪いところです笑
日本で売っているのは、正規輸入代理店であるボーネルンドが取り扱っている商品なので、製品パッケージにはボーネルンドのロゴが印刷されています。
ピタゴラス・・・ピープル
こちらは、日本のメーカーですね!
ピープルといったら「やりたい放題」という名前の赤ちゃん向けのおもちゃなど、ちょっとエッジの効いたおもちゃが特徴的なメーカーです。
個人的には、昭和感が漂う商品のラインナップが多く(←失礼)、なんとなく材質や絵柄がレトロなイメージを持っています。
ピープルの商品ってインスタ映えよりも、実用性を重視している(=大人ウケよりも子供ウケを重視している)と思っていたのですが、この商品(中身)に関しては激烈にインスタ映えしますので、ピープルの商品にしては珍しい部類です。
▼でも、パッケージ(外側)はやはり少しレトロ
マグビルド・・・キットウェル
こちらも日本のメーカー。
そこまで歴史の長いメーカーではないようで、販売製品はマグビルドとシルキーサンド(砂のおもちゃ)の二つだけ!(ペコリーノ調べ。もし違っていましたら、ゴメンナサイ)
広告戦略としてインスタグラムに特に力を入れていて、人気のある子育てインスタグラマーにじゃんじゃんPRしてもらい、認知度をあげています。
一方で、キットウェルのホームページはそれほど洗練されていません(←これまた失礼。でも、私でも手直ししたくなる所が幾つか!逆にボーネルンドのホームページは隙が無さすぎぃ)。でも、インスタで充分魅力が伝わってますもんね、それで充分なのだと思います。
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドを購入出来る場所で比較
- マグ・フォーマー・・・ボーネルンドショップまたはネット通販
- ピタゴラス・・・おもちゃ屋さん(トイザらスとかアカチャンホンポとか)またはネット通販
- マグビルド・・・ネット通販のみ
こういったマグネットプレートは仮に実店舗で取り扱いがあっても、手にとって実際に使える訳では無いので(その場で開けられないので)、ネット通販で買うのが一番とは思うのですが、一応ご紹介。
マグ・フォーマー・・・ボーネルンドショップまたはネット通販
ボーネルンドが運営している「遊び場」というものがありまして(しかし有料)、そこで実際にマグ・フォーマーで遊んでみて、気に入ったら併設されたショップにて購入する、ということも可能です。
▼ボーネルンドの術中にはまる
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ボーネルンドの公式オンラインショップもありますが、やはりここだと定価での購入となるので、Amazonか楽天で購入する方が安いです。
マグ・フォーマーに関してはAmazonも楽天も割引率に大差無い印象なので、楽天でお買い物マラソンとかを利用してポイント還元アップをさせるのが、一番お得に買えるのでは?と思っています。
ピタゴラス・・・おもちゃ屋さん(トイザらスとかアカチャンホンポとか)またはネット通販
ピタゴラスが一番”街中”でゲットしやすいと思います!
しかしピタゴラスに関しては何故かAmazonの割引率は高いので、Amazonの値段をチェックしてから、購入されることをおススメします。
我が家には3種類のピタゴラスがありますが、どれもAmazonが底値(楽天のポイント還元除く)でした。
▼我が家のピタゴラス初代
▼我が家のピタゴラス二代目
▼我が家のピタゴラス三代目
マグビルド・・・ネット通販のみ
幾ら探しても街で見つけられない・・・!!
私のリサーチ力が弱いのかもしれませんが、皆さん口を揃えてこう言いますので、きっと市中では購入出来ないのだと思われます。
そして、公式オンラインショップも無し。
公式ホームページでも、Amazonまたは楽天のリンクから購入することとなります。
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドを見た目で比較
マグ・フォーマー

出典:楽天市場
見た目がカラフル!発色良し!
マグ・フォーマーはピタゴラスとマグビルドに比べると、スケルトン度は低めでメタリック度は高いです。
また、写真の通り、面でくっつくのでは無く、辺でくっつくのが最大の特徴。
ピタゴラス
我が家で購入した一代目はスケルトンでは無かったのですが・・・最近になってスケルトンが出ました!
これがとても綺麗な模様でして、切子細工を連想させます。
▼自然光の下だともっと綺麗
しかし一つ問題が。
スケルトンシリーズが気に入りすぎて、旧タイプ(透けないタイプ)のプレートの出番が無くなりがち・・・
スケルトンシリーズを手に入れて以降は、スケルトンのプレートを使い終えてやっと「しょうがないな、使うか・・・」といった形でしぶしぶ旧タイプが使われるようになってしまいました笑
なので、個人的にはピタゴラスを購入するなら、以下のスケルトンのシリーズがおススメと思っています。
▼今買うならコレ!

マグビルド

出典:楽天市場
さすがインスタの申し子、見た目が綺麗です。
最近になってプレートの内側の部分がよりキラキラした見た目になるよう改良されたようで、宝石感がましています。
「窓」のように格子状のパーツが含まれることも、特徴です。
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドを大きさで比較
マグ・フォーマー、ピタゴラス、マグビルドそれぞれで特徴的な形のプレートがありますが、「一番小さな四角形」の大きさで比較してみます。
- マグ・フォーマー・・・一辺6.5センチ
- ピタゴラス・・・一辺7.5センチ
- マグビルド・・・一辺7.5センチ

マグ・フォーマー

出典:楽天市場
マグ・フォーマーの一番小さな四角形の一辺は6.5センチ。三角形は更に小さくなり、一辺5.5センチです。
ピタゴラス
ピタゴラスは写真の通り、
四角形の一辺=二等辺三角形の短い方の一辺>正三角形の一辺
の関係です。
立体を組みやすくするために、正三角形の一辺は四角形の一辺より若干短めです。
マグビルド

出典:楽天市場
マグビルドの大きさはピタゴラスと同一です(ペコリーノ調べ)。
形・大きさはピタゴラスと同じですが、一番小さな四角形のパーツが3種類(プレーン、窓状、枠)あるのが特徴。

マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドを対象年齢で比較
公式ホームページによると、以下の通り。
- マグ・フォーマー・・・3歳から
- マグビルド・・・3歳から
- ピタゴラス・・・1歳から
この対象年齢の差をもたらしている原因、それは・・・
磁石の強さ
です。
磁石の強さのイメージを不等号で示しますと、
マグ・フォーマー>>>マグビルド>ピタゴラス
となります。
マグ・フォーマーを実際に使ってみましたが、磁力がとても強く、大人でもしっかり力を入れないとプレート同士を外すことができません!
1歳児でもマグ・フォーマーのプレート同士を外すことは出来るとは思いますが、たぶん腕の筋トレになると思います笑

一方で、ピタゴラスは「1歳が簡単につけ外しができる磁石を採用」しているので、パーツの付け外しがスムーズです。
あの磁力、本当に絶妙な感じでして、
言葉で表現するならば、「ひっつくけど、くっつかない」そんな所でしょうか。
ピタゴラスのプレートを外しても筋トレにはならないと思います笑
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドを得意分野で比較
球体など立体を作りたいなら、マグフォーマー
先にご紹介の通り、マグフォーマーは磁力が強いです。
この強力な磁力のお陰で、持ち上げても立体が崩れません。

出典:楽天市場
磁力が強いので、写真のような立体的なアイテムを作り、持ち運ぶこと(振り回すことだって!)が可能です。
一方で、ピタゴラス、マグビルドはマグ・フォーマーほどの強力な磁石では無いので、少し凝った形のものを持ち運ぼうとすると、一瞬で崩れます。
大きな壁面を作るなら、ピタゴラスかマグビルド
こちら我が家にあるピタゴラス3セットを使って作ったものですが、
ピタゴラスやマグビルドでは、こんな壁面をひょひょいと簡単に一瞬で作ることが出来ます。
一方で、マグ・フォーマーは断面が丸くなっているので、自立することが出来ず、このような壁面を作ることは出来ません。
これまで、マグ・フォーマー、ピタゴラス、マグビルドを横並びで比較してきましたが、
- マグ・フォーマー
- ピタゴラスとマグビルド
ではコンセプトが大きく異なることがわかります。
マグフォーマー・・・複雑な立体
ピタゴラスとマグビルド・・・平面・シンプルな立体
が得意分野となります。
我が家の双子は1歳~3歳ピタゴラスにどっぷり浸かって育ちましたが、彼らの成長を見るに、マグ・フォーマーの特徴を存分に発揮できるような立体を作るのは、1歳~3歳では難しいように感じました。
この年齢では、もっと単純に直感的に遊ぶことが出来る、ピタゴラスまたはマグビルドの方が楽しいのでは?というのが私の感想です。
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルドを価格で比較
以下の商品を価格で比較してみました。
▼マグ・フォーマー
▼ピタゴラス
▼マグビルド
2021年12月時点のAmazonの正規品で比較してみた結果・・・
- マグ・フォーマー(62ピース)・・・13,200円
- ピタゴラス(88ピース)・・・11,345円
- マグビルド(70ピース)・・・7,299円
という結果に(いずれも税込み価格)。
マグビルドが・・・安い。
ご紹介しているピタゴラスは特殊なパーツ(ボールを転がすためのパーツ)も多く含まれているのですが、子供がヘビーユーズするのは四角形や三角形といったシンプルなパーツばかりです。
ピタゴラスに散々お世話にはなったものの・・・
マグビルドを2セット購入するのが機能的にも価格的にも満足
な可能性が高かったです。トホホ。
あ、いや、でも、ピタゴラスの機能には非常に心から満足しているのですよ!あんなに夢中になるおもちゃってそうそう無いと思いますし。
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ピタゴラスは何歳から遊べる?我が家の場合を子供の成長と共に振り返ります。
続きを見る
一方で、「マグ・フォーマーを選ぶか?」と言われれば、選ばないですね。たぶん1歳時点で家にあったら、子供からの外して外して攻撃にあって(双子だからダブル)、発狂したと思います笑
マグ・フォーマーはボーネルンドの対象年齢の通り3歳以上のお子さん向けの商品だと思われます。
マグフォーマー・ピタゴラス・マグビルド:総合点が高いのは、どれ?
我が家は「ピタゴラス」派なので、認めたくは無いのですが・・・
総合点が高いのはマグビルドだと思います。

でもね、もう我が家にはピタゴラスが3セットもあるからね、マグビルドは今更買わないのですよ、今更・・・(いただく分には欲しい笑)
と、ここまでは親目線での言い分ですが、我が家の「ピタゴラス狂」にお伺いしたら、きっとこう答えることでしょう。
ピタゴラスが、一番好き
と。
機能よりも価格よりも何よりも、自分が慣れ親しんだおもちゃが、子供にとって一番のおもちゃなんだろうなぁ、
と比較記事を書きながら思う母なのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
では、またねー